2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「新華月」閉店を惜しむ

かれこれ20年近く通った中華料理屋さんの「新華月」が3月末日で閉店していることを数日前に知りました。靖国通りに面した雑居ビルの2階にお店を構える「新華月」は深夜まで営業なさっていたので、欧州時間に寄り添うように残業に明け暮れた90年代後半は決ま…

iPad2最新レビュー

初代iPadが発売されたとき買おうか買うまいか随分悩みましたが、持ち運んだときの重さが少し気になって後継機を待つことにしました。震災の影響で発売日が1ヶ月余り焦らされたことで却って期待が膨らみました。今回は店頭の売行きを見るかぎり3Gモデルよりも…

建築家坂茂さんの偉業

紙の建築で知られる坂茂(ばんしげる)さんが震災後の一時避難場所に身を寄せる大勢の被災者のために大活躍されています。最近、タイム誌が<世界で最も影響力のある100人>に震災地で懸命に復興にあたる2名の日本人を選びましたが、坂さんも選ばれて然るべ…

フルグラに嵌る

震災直後に近所のスーパーに出掛けたところ、カップ麺やレトルト食品が並ぶはずの棚から商品が殆ど消えていて吃驚。手ぶらで帰るのも憚られたので、棚の最下段に唯一残っていたCalbeeのフルーツグラノーラを買うことにしました。食料品の買い出しでシリアル…

Web内覧会(1)〜丸窓にステンドグラス〜

勾配天井にルーフドーマを設えるアイディアは基本設計の段階からプランナーより提起されていたのですが、ドーマの丸窓にステンドグラスを配うことになろうとは半年前には想像すらしていませんでした。ステンドグラスと云えば、大学卒業間際に訪れたケルン大…

カントリーリスクに備えた投資ポートフォリオのリバランスとは

大震災から1ヶ月余り、半ば放置状態に近かった投資ポートフォリオを再検証してみることにしました。東日本全体を襲った未曽有の自然災害に原発事故という人災が重なったので、震災後の投資環境を踏まえたポートフォリオの再構築が必要だと痛切に感じていると…

大震災と住宅建設事情

昨年8月の着工から9ヶ月弱、諸事に亘って紆余曲折を重ねましたが、引っ越しまで1ヶ月余りとなりました。同時期に着工したお隣さんは手際よく工事を進められ、昨年末に引っ越しを済まされていました。細部にこだわり遅々とした歩みの我が家とは対照的です。年…

原発事故の思わぬ波紋

政府・東電が原発事故の初動対応に大きく躓いた結果、国民生活全般に様々な影響が及んでいます。自分なりに一度整理しておこうと思っているのですが、日常生活に直接関係する影響に限っても、日を追って拡大の一途を辿っているので収拾をつけかねています。…

国立新美術館のシュルレアリスム展

国立新美術館で開催されている<シュルレアリスム展>は期待を裏切らない企画展でした。展示作品はすべてパリのポンピドゥセンターが所蔵する貴重なコレクションです。エルンスト、ルネ・マグリット、イヴ・タンギー、ジャコメッティをはじめ170点余りのマス…