2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カタール・サッカーW杯・グループステージに《一喜一憂》

日本が初戦でドイツを2-1の逆転勝利で下した翌日、スポーツ紙はもとより全国紙の一面にも「ドーハの歓喜」の五文字が躍りました。中東で訪れたことのある都市はUAEのドバイだけです。コロナ禍さえ長引いていなければ、現地ドーハで間違いなく観戦していたは…

栗にまつわるミニレクチャー~ネットに入った「栗」の品種は?~

今年秋、日本有数の栗の産地・笠間市を2度訪れました。自宅から距離にして140km、クルマで2時間。都内からのアクセスは悪くないので、収穫の秋の週末ともなれば大勢の観光客で賑わいます。2019年9月にオープンした<道の駅かさま>には栗専門のカフェやショ…

十三代目市川團十郎白猿襲名披露11月「昼の部」の寸評~圧巻の「祝幕」は村上隆作~

11月7日から十三代目市川團十郎白猿披露十一月吉例顔見世大歌舞伎が始まりました。大安吉日の19日(土)に「昼の部」を観劇したばかりですが、今週は「夜の部」を鑑賞します。歌舞伎界の祝祭・成田屋さんの襲名披露公演は演目を変えて十二月も行われます。3…

「ロストフの14秒」の教訓

今夜、2022年カタール・サッカーW杯の初戦・日本vsドイツ戦が行われます。サッカーファンも俄かファンもテレビの前に釘付けでしょう。Jリーグには無関心な「にわか」の自分も今か今かとテレビ観戦を待ちわびているところです。日本が戦う1次リーグE組には、…

2022年秋の新企画|和栗やの絶品アフタヌーンティー「和栗づくし三段重」を賞味する

東京・代々木八幡にある「Mont Blanc STYLE」(2018年5月オープン)が会員制になって以来、年に数回、名物「モンブランデセル」目当てにお店を訪れることにしています。会員制といっても営業日は週にたった3日ですから、甘くて芳醇な香りが楽しめる「人丸」…

LaQuaのロウリュ&アウフグース全解説

「ただいま東京プラス」の恩恵に浴して、先週末もLaQua+ホテルライフでした。この日の夜、東京ドームでのコンサートが開催されるとあって、東京ドームホテルのエントランスはチェックイン前の宿泊者でごった返していました。待ち時間は2時間前後、それでも…

「ただいま東京プラス」の我流活用策|"Spa LaQua"入館引換券付ステイプラン一択

今年10月11日より実施されることになった「全国旅行支援」の枠組みがすんなりと頭に入らなかったのは、2年前に刷り込まれた「Go To トラベル」事業のせいです。当時は、宿泊代金や日帰り旅行代金の50%相当(宿泊は上限2万円)を国が支援するという実に太っ…

「ブックスマート」 vs 「ストリートスマート」

さる10月22日に開催された教育フォーラム「朝日教育会議2022」(成蹊大学X朝日新聞共催)の基調講演録を紙面で読んで、思わず膝を打ってしまいました。フォーラムのテーマは「地球規模の思考力を育む~サステナビリティを推進するグローバル人材の育成」とあ…

ルーデュモンのボージョレ・ヌーヴォー(2022年)

コロナ禍のせいでこの2年、ボージョレ・ヌーヴォー解禁日(11月の第3木曜日)のお祭り騒ぎはすっかり鳴りを潜めてしまいました。行動規制も解除された今年は、ちょっと贅沢なボージョレ・ヌーヴォーを注文してあります。造り手は、ブルゴーニュの神様アンリ…

EVは重たすぎないか?~EVは本当に地球温暖化対策の切り札なのか?~

メルセデス・ディラーのベテラン担当者Oさんと定期的にクルマ談義をすることにしています。1年以上続く世界的な車載半導体不足でショールームへ新車を見に行く機会が激減しているので、つい先日、近場の焼鳥屋さんへOさんを誘って一杯やったところです。話題…

中国共産党・党大会閉幕〜習近平はなぜ第2の毛沢東をめざすのか?〜

5年に一度開催される中国共産党の党大会が10月22日に閉幕しました。注目すべきは、トップ7を構成する最高指導部すなわち政治局常務委員会7名とこれに続くトップ25すなわち中央政治局25名の構成がどう変化したかです。驚いたのは、序列第2位の李克強(リー・ク…

キムタクの威光いまだ衰えず~「ぎふ信長まつり」の主人公は英傑信長ではなくキムタクだった~

10月6日、岐阜市内で開催された第66回「ぎふ信長まつり」に約46万人が来場したと大きな話題になっています。翌朝の全国紙がこぞって騎馬武者姿のキムタクをカラー写真付きで紹介しています。他界して久しい両親のふるさと岐阜は、自身にとっても中・高時代の…

岸田劉生作《切通之写生》@東京国立近代美術館

戦争画と共に「MOMATコレクション」で見ておきたかった作品のひとつが岸田劉生作《切通之写生》(1915・重要文化財)でした。美術の教科書や画集で幾度も目にしたことのある岸田劉生の代表作《切通之写生》の実物を目にするのは今回が初めてです。第一印象は…

2022年「文化の日」の過ごし方~東京国立近代美術館から神田神保町へ~

東京に暮らすようになって四半世紀以上になります。とりわけその有難味を実感するのが秋です。「食欲の秋」や「スポーツの秋」は全国津々浦々で楽しめますが、「芸術の秋」となるとファーストクラスの美術館が集中する東京は桁違いの魅力に溢れています。独…

特別な一日~十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念歌舞伎座特別公演~

歌舞伎座において、11月7日からいよいよ十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演がスタートします。勸玄君は八代目新之助を襲名し、歌舞伎十八番の内『外郎売』で新之助としての初舞台を勤めます。大名跡<市川團十郎>の復活は、十二代目團十郎さんが2013年に亡…