初代iPadが発売されたとき買おうか買うまいか随分悩みましたが、持ち運んだときの重さが少し気になって後継機を待つことにしました。震災の影響で発売日が1ヶ月余り焦らされたことで却って期待が膨らみました。今回は店頭の売行きを見るかぎり3GモデルよりもWi-Fiだけのモデルの方が人気があったようです。
何と云っても、初代に比べ軽量化(79㌘減量)したこととパフォーマンス向上によるスピード感が後継機の魅力です。Apple5搭載で処理性能が向上しながら消費電力が抑えられているのも携帯時の強みです。ただ、スタバでこうしてメモパッドを使っていると、画面右上のバッテリー表示ゲージが少しづつ低下していくので持続時間はやはり気になります。
新機能のFace TimeはTV電話の利用を想定しているようですが、効用は未知数と云ったところでしょうか。映した写真の解像度は今一歩の感じでした。リアカメラの画像が特に見劣りするように思います。
デザイン性は申し分ありません。背面の1枚のアルミ板から切り出されたユニボディが高い剛性を約束しています。今回はホワイトボディが登場したのでブラックボディより売れ筋だったようですが、うりぼうはブラックモデルに新発売のSmart Coverのブラックを併せて購入しました。ケースの開け閉めにスリープのオンオフが連動する点が機能的です。
電子書籍にはまだ抵抗がありますがiPad2の使い勝手の良さを評価すれば意外に普及する日は遠くないのかも知れません。総合評価は90点とします。
