New C-Class試乗体験記

長年乗り継いできた愛車CLK240を手放して、先週11日に正式発表されたばかりの新型Cクラスに乗り換えようと決めました。今回は7年ぶりのCクラスのモデルチェンジだけあって、アジリティもエクステリアも期待以上の出来栄えでかなり満足しています。その間検討したCLKの後続車EクラスクーペやFFのCLAを見送って、正解だったと妙に得心しています。

先週金曜日、東京ミッドタウンで開催された展示会を覗いてきました。ステージにずらりと並んだ6台は、普及タイプのCクラスという先入見をものの見事に粉砕してくれました。スポーティーなフォルムにぴったりのスタイリッシュなインパネは蠱惑的でさえあります。30代の若いドライバーがターゲット購入層ではないかと錯覚してしまいそうです。

翌日、ディラーを訪ねて、早速C200(AVANTGARDE)を試乗させて貰いました。肝心の走りは申し分ありませんでした。タイヤの吸い付きと応答性に優れ、どっしりとした安定感を感じました。懸念していたエンジン音も加速時のダイナミックな残響が心地よく合格点をつけられます。高速走行でこそ真価が発揮されると確信しました。

試乗では到底使いこなせませんでしたが、インテリジェントドライブ機能は上級S/Eクラス並みに充実しています。レーダー・セイフティ・パッケージ搭載なので、衝突防止機能は格段に向上しているようです。

CLK240と比較するとかなりのサイズアップ、幅が7センチもワイドになります。この点が唯一の難点だったのですが、こればかりは納車後慣れていくしかありません。

有難いことに新型Cクラスは100%エコ減税対象車。内装はクランベリーレッドに惹かれましたが、納車が暮れになると聞いて諦め、ブラックの内装のC200(AVANTGARDE)にし、ボディカラーはメタリックのダイアモンドホワイトを指定しました。

センターコンソールからティプシフトが消えてしまうのが残念ですが、時代の流れには逆らえません。納車は8月下旬になりそうです。