三鷹駅北口徒歩3分の好立地にある武蔵野タワーズ(2010年竣工）スカイゲートタワー内のフィットネスクラブ「メガロス」に週2～3のペースで通っています。北口のランドマークともいうべきこのタワマンの底地は、バブル崩壊後、駅前一等地でありながら長く手つかずの空き地だった場所。土地の権利関係をすっきりさせて大型タワマン開発（全570戸）に漕ぎつけたまでは良かったものの、販売価格の割にマンション全体に高級感が感じられないのは土地取得代金が高かったからでしょうか。とはいえ、タワマンらしく、医療モールとフィットネスクラブを併設しています。
自宅から徒歩圏にある「メガロス」も開業から歳月を重ね、施設全体がややくたびれた印象を与えるようになっていました。2015年には会社自体が野村不動産HLDSに買収されてしまいました。トレッドミルをはじめとする各種マシンも経年劣化して故障整備中の張り紙が目立つようになりました。会員としては少々フラストレーションが溜まってきたこの夏場に、施設の大掛かりなリノベーションが行われました。
さして期待もしていなかったこのリノベーション、いざ済んでみると、目を瞠るような変わり様に正直驚かされました。受付ロビーを撮影した写真のように、全体の色調がダークブラウンに統一されています。タイルカーペットも一新され、都心のセレブ御用達のジムかと見紛うばかりです。ブログタイトルの三ツ星のリノベーションは決してお世辞ではありません。さらに、音波全身刺激運動機器＜SONIX＞が2台導入されて、連日どの時間帯も待機リストが埋まっています。音波が体内の水分を伝わって、筋肉や血管に行き渡り、10分乗るだけで代謝が普段の2倍になるそうです。筋肉の疲労回復にも効果ありということなので、2時間のジムトレのあと、＜SONIX＞をメニューに加えることにしました。トレーニングに入る浴室の水風呂がリノベ前はどうにも生ぬるくて閉口していたのですが、配管を調整したのか、18度前後まで下がって、快適になりました。
マンションであれば中・大規模修繕があるように、5～10年単位でこうしたリノベーション+設備投資をしてくれるフィットネスクラブの身近な存在は、とても有り難いものです。まだまだ改善すべき点は散見されますが、少しずつハード・ソフト両面のメンテナンスを強化してくれればと願っています。
