キタサンブラック有馬記念ラストランを制す!

師走の風物詩、有馬記念を断トツの本命キタサンブラック(牡五)が制覇、ラストランで有終の美を飾りました。競馬ファンならずとも、名馬キタサンブラックの引退レースとなれば、馬券のひとつも買わないわけにはいきません。

朝刊の一面広告を抜き取って、午後から出走馬のチェックを開始。日経新聞<ターフの目>の記事に目が留まりました。

<今年暮れの中山開催は雨の影響をほとんど受けず、4週目を迎えても芝の内柵沿いは荒れていない。23日も、平地競走は内柵から2頭目以内を走った馬がことごとく上位を占めた。コーナーを6度回る有馬記念は、内枠から内を通る先行馬が圧倒的に有利な状況だ>

枠順に恵まれるキタサンブラックは今回も2番枠。昨春の天皇賞から前回レースまで全馬の真ん中より外は一度だけという強運を遺憾なくラストランでも発揮してくれました。おまけにゲートインの遅い偶数枠、出走前から勝利の女神が微笑んでいるようでした。

2500メートル中盤でペースを落とし、直線に入ると一気に抜け出し1馬身半の差をつけての堂々たる優勝でした。G1通算7勝目で歴代最多タイ、獲得賞金は歴代1位という華麗な戦績は後世語り継がれること間違いありません。騎手は武豊、本命視されて強烈なプレッシャーがのしかかるなか、横綱相撲で勝ち切るところはさすがです。有馬記念騎乗馬引退レースでの優勝は、90年のオグリキャップ、06年のディープインパクトに続き三度目だそうです。いやはや大変な偉業を成し遂げてくれたものです。

本命キタサンブラックのお蔭で、iPAT申込で単勝枠連を取らせて頂きました。競馬ファンにはこの上ないクリスマスプレゼントになったのはないでしょうか。