2022年G1レースは波乱続き〜日本ダービーで1番人気9連敗に終止符を打てるのか〜

2月20日フェブラリーSを皮切りにスタートした今年のG1レースは波乱続き、先週のオークスまで全9戦、1番人気=本命馬が一度たりとも勝てていないのです。1着になれないどころか、馬券に絡めたのはたった2戦のみ、残り7戦は1番人気が完全に蚊帳の外だったのです。明後日5月29日の日本ダービー(東京優駿・芝2400m)を前にして、全国紙が「G1一番人気 全敗の異変」、「主役9連敗のG1 ダービーは」といった見出しとともに、その異変ぶりを詳らかにしています。平地重賞レースのグレード制が導入された1984年以降、これまでの年初来1番人気最多連敗記録は「5」だったそうです。今年はそのワースト記録に4敗も上乗せされているのです。

そんな超がつく異変が災いして、我が戦績は不甲斐ない結果続きです。参戦4レースで配当が元金を上回ったのはオークス1レースだけという惨状です。初参戦の桜花賞(阪神芝1600m)では7番人気のスターズオンアースが優勝、配当0スタートでした。

今年のG1レース年間収支プラスを狙う我が方としては、日本ダービーを天下分け目の決戦と位置づけ、何としても復調のきっかけとしなければなりません。過去20年で日本ダービーの1番人気の勝率は50%、3着以内で馬券の払い戻しに関わる確率は75%に達しています。

年初来の経験則(アノマリー)に乗るべきか、ダービー伝説に従ったものか、悩ましいかぎりです。絶対王者不在の混戦模様を制するのはどの馬か、一両日、思案のしどころです。