ふたつめのサウナハット

日帰り温泉を訪れると、お土産物売り場で屡々サウナグッズコーナーを見掛けるようになりました。社会現象化した「サ活」ブームを実感する場面です。売り場にはサウナハットやサウナマットが所狭しと陳列されています。2019年にタナカカツキ氏のコミック「マンガ サ道」がテレ東でドラマ化されて以降、サウナ人気が瞬く間に加速した気がします。

この1年で日帰り温泉でサウナハット姿の入浴客を数多く見かけるようになりました。それ以前はサウナハットを被っていると少々照れくさく感じられたものですが、今や、「サ活」に欠かせない定番アイテムになっています。先月上旬、群馬県でオートキャンプをした帰り路、日帰り温泉に立ち寄りました。「サウナハットを被った高齢のおばあさんを大勢見かけて驚いた」と家内は言います。今や、サウナハットは中年おじさんだけの専有物ではなく、老若男女に愛される国民的サウナグッズになっているのです。

週に最低2回通っているスポーツジムの浴場にサウナルームが併設されています。ワークアウト後にワンセット10分間サウナに入るだけですから、これまでサウナハットを被ったことはありません。といっても、サウナルームの最上段に座っていると5分も経たないうちに頭部がのぼせ上がってきます。頭髪も少なからず熱によるダメージを受けているはずです。

そこで、つい最近、スポーツジム遣いのサウナハットを購入しました。ブランド名はNagicca、どんな会社の製品なのか詳しい情報がない点が不安材料でしたが、リーズナブルな価格設定で口コミが高評価なので躊躇わずにamazon経由で取り寄せました。

写真のような代物です。初めて買ったサウナハットはネイビーブルーだったので、ふたつめとなるサウナハットはLサイズのブラックにしました。表地はコットンツィル素材、裏地はビビッドオレンジのメッシュ素材です。黒 X オレンジは好みのコーデ。スポーツジムのサウナ室ではサウナハット姿は殆ど見かけませんから、しばらくは常連さんの好奇の眼に晒されることでしょう。