「応援馬券」を買ったソダシが2021年桜花賞を制覇~伝説の白毛馬になるのか!~

2021年G1レース4戦目は桜花賞阪神競馬場芝1600m)。昨年、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)制覇以来、俄然、気になる存在となった白毛馬ソダシを応援しようと、WINS銀座で「応援馬券」を購入しました。

応援馬券」は単勝式と複勝式の馬券をセットで同額購入できるという便利な馬券で、上の写真のように「馬名」と「がんばれ」の文字が印字されています。難点はネット購入できないこと。コロナ禍でWINSは出走1時間30分以上前の14時に早々と店仕舞いしてしまいますので要注意です。

競走馬の毛色は8種類、中央競馬に登録されている約8500頭のなかで白毛はわずか7頭に過ぎません。ソダシの場合、祖母にあたるシラユキヒメが突然変異によって白毛馬となり、その血統を母ブチコを介して遺伝で受け継いだようです。世界的に見ても極めて稀少な白毛サラブレッドでかつ優勝を争う素質の持ち主となれば、「応援馬券」を買って声援を送りたくなろうというものです。

蓋を開けてみれば、大外から猛追した1番人気サトノレイナスルメール騎手)をクビの差でかわして、ソダシが1分31秒1のレコードで見事な勝利をもぎ取りました。白毛馬のクラシック制覇は史上初の快挙だそうです。サンスクリット語で「純粋・輝き」を意味するソダシは、文字通り、純白の輝きを放ちながら一気に阪神競馬場を疾走したのでした。競走馬の中で最も多い毛色は鹿毛(かげ)。被毛は濃い茶色ですから、出走馬18頭が一斉に走り出せば、唯一の白毛馬ソダシは否が応でも目立ちます。美しい肢体に極上の走りと来れば、注目度が集まるのも無理からぬこと。

2021年の競馬界はソダシが席巻する予感がしてなりません。