満開のキバナコスモス@国営昭和記念公園

先週末、数年ぶりに国営昭和記念公園を訪れました。秋恒例のイベント「コスモスまつり 2020」2日目の9月13日、なんとかお天気がもちそうだったので、お目当てのキバナコスモス見たさに立川まで車で遠征したというわけです。駐車場も、立川口、西立川口、砂川口と3ヶ所ありますから、立川以東からアプローチする場合、立川駅に違い立川口駐車場が便利です。それにしても、9月は例年雨の日が多いので、出鼻を挫かれることも覚悟しておきましょう。終日雨天だった土曜日を見送って正解でした。


↑ ブドウの実に見えますが、実は銀杏です。

ひと口にキバナコスモスと云っても種類は様々で、「みんなの原っぱ」の「東花畑」一面に拡がるのはレモンブライトと云う品種だそうです。キバナと聞くと濃い黄色をイメージしがちですが、レモンブライトという品種名の方が爽やかで、実際見た印象に近い気がします。今が旬、70万本のキバナコスモス・レモンブライトが出迎えてくれます。

南北400m・東西300mに及ぶ広大な原っぱ(「みんなの原っぱ」)の中央に、公園のシンボルツリー、ケヤキの大木がそそり立っています。このシンボルツリー(奥中央、手前の背の高い樹はモミの木?)をバックに撮影したら、いい絵になりました。トイプードルやチワワなどの小型犬をバスケットに乗せて写真撮影する女性の姿が目立ちました。下の写真の通路にもトイプードルが映り込んでいます。

満開の花畑には「ドラえもん」の「どこでもドア」のような黄色い扉が設置してあって、一番人気の撮影スポットでした。キバナコスモスの葯に蜜蜂が群れていたので、養蜂でもと思いきや、現に昭和記念公園産ハチミツが販売されているようです。

「東花畑」から北へ進むと「花の丘」と呼ばれるコスモス畑があります。こちらは10月中旬から下旬が見頃だそうです。日本的なネーミングの「あかつき」や「日の丸」はちらほら開花しています。

久しぶりに昭和記念公園を歩いて回ると、5時間近く掛かりました。スマホの万歩計は2万歩を突破。公園敷地は、戦前旧立川飛行場があった場所で戦後は米軍が立川基地として利用していたので、尋常ならざる広さを誇るわけです。身体が不自由な方は、園内を周回するパークトレイン(1回310円)を利用するといいでしょう。休憩施設やアトラクションも充実しているので、これからの秋本番、オススメの日帰りスポットだと断言しておきます。