急性腰痛に見舞われて

本厄は無難に乗り切ったものの後厄の今年は、先日の5針を縫う切り傷に続き、3月に入って突如、急性腰痛(ギックリ腰)に見舞われました。日本人の「5人に1人」は腰痛持ちと言われますが、これまで無縁だっただけに、初めての発症で相当苦しみました。踏んだり蹴ったりとはこのことです。欧米では激しい痛みから「魔女の一撃」と呼ばれるのだそうです。

週に最低2回はスポーツジムに通っているので、腰痛の原因のひとつとされる運動不足は当たりません。このところ、PCに長時間向きあって同じ姿勢を続けていることで、筋肉が緊張したせいではないかと考えます。

発症の前夜、左腰に軽い痺れるような痛みがあったのでサロンパスを患部に貼って就寝。翌朝、ベッドから起き上がるのにさえ難儀しました。前傾姿勢がとれないので、ズボンや靴下が履けません。歩行はできたのですが、さながらペンギン歩き。洗面所では前屈みができません。とにもかくにも立ち上がって普段どおりの生活をしていたら、その日は午後には回復しました。ところが、翌朝、再発!こうなると、朝方はベッドで寝返りもままなりません。ベットから降りるのもひと苦労、身体を少しずつスライドさせながらといった按配です。

3日目には近所で評判のK整骨院で1時間弱、治療を受けましたが殆ど効果はありませんでした。腰痛を治すための手軽な体操を教わり、試してみましたが即効性はありません。次男に処方してもらった「ジクロフェナク」という比較的強い鎮痛剤を1日3回、計2日間服用して凌ぎました。結局、8日目にベッドからすっと立ち上がれるようになり、ほぼ治癒しました。多くの場合、1~2週間で自然に回復するそうなので、そのとおりになりました。

治癒するための過ごし方

・普段通りの日常生活を送る
・就寝時に膝を折り曲げて休む
・就寝時にフットピロー(足枕)を使う(足を心臓より高くすることで血流改善)

新型コロナウィルス感染拡大の影響で3月3日からジムが臨時休業状態。17日から再開されれば(延長されそうな気配)、早速日課のトレーニングに励みたいと思っています。