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羅臼岳登山の前泊は「秘境知床の温泉宿 地の涯」~詳しくレビューします~

海外旅行は当分難しそうなので、今年は未踏の地を中心に国内を旅して廻ろうと思っています。9月第1週は2泊3日の強行軍で知床半島に遠征しました。前回は厳冬期でしたが、2年ぶりの知床訪問になります。めざすは知床連山最高峰の羅臼岳斜里岳です。

お天気を睨みながらの数日前手配でしたが、羅臼岳登山口直結の宿として有名な「地の涯(ちのはて)」(総部屋数40室)をハイシーズンに予約できて僥倖でした。翌日の土曜日は満室、殆どが登山客のはずですから、遠征前からモチベーションは上がりっぱなしでした。山行記録は後日アップすることにして、今回は「地の涯」を詳しくレビューしていきたいと思います。

東京(羽田)からの交通アクセスは以下のとおりです。オホーツクエリアの空の玄関口女満別空港でレンタカーを借りれば、「地の涯」へのアクセスは比較的容易と言えます。日没前の到着を目指すなら、午後2時前後に女満別空港に到着する便に搭乗するといいでしょう(因みに今回搭乗したのは羽田12:30発のJAL567便でした)。

(飛行機)   羽田~女満別空港   (所要時間) 1時間30分

(レンタカー)女満別空港~「地の涯」(所要時間) 2時間30分

お天気にさえ恵まれれば、左手にオホーツク海を眺めながら進む国道334号線ドライブは格別です。途中に「オシンコシンの滝」などの観光名所もありますが、帰路、立ち寄ることにしました。「地の涯」の数キロ手前に「知床自然センター」がありますので、立ち寄って最新情報を収集するといいでしょう。カフェやノースフェイスのショップを併設していて居心地のいいスポットです。ドライブを再開するとほどなく岩尾別温泉という標識が現れますから、そこを右方向へ下っていきます。

無料駐車場にレンタカーを停めたらすぐチエックインです。翌朝は4:30起床・5:00から登山開始なので、フロントで朝食のおにぎりへの振替えをお願いしました。大きなおむすび2個(塩加減が絶妙でした!)と魚肉ソーセージにカロリーメートがついてきました。【登山者応援プラン(朝夕食付き)】を選ぶと、チエックアウト後の無料入浴券がついてきます。

「知床」はアイヌ語で<シリエトク>(sir・etoko)。シリは大地、エトコは突端という意味なので「知床」は「大地の突端」ということになります。「地の涯」という名称もアイヌ語<シリエトク>に因んで命名されたのでしょうか。HPにある「日本で唯一の泊まれる世界自然遺産秘境知床の温泉宿 地の涯」というキャッチコピーに抗い難い魅力を感じてしまいます。

湯浴み着を纏って露天風呂に浸かっていると、立派な角を持ったエゾシカが目と鼻の先でゆったりと野草を食んでいました。知床半島の深奥部にやってきたことを実感した瞬間です。「地の涯」へ来る途中もキタキツネを見かけました。「地の涯」に泊まれば、峻厳で雄大大自然の真っ只中にいることを肌で感じられること請け合いです。「地の涯」HP TOPにアクセスすると、空撮された息を呑むような美しい映像(万緑時期と紅葉時期)が流れます。この映像を見れば、「地の涯」の位置関係は一目瞭然です。

露天風呂に浸かったあとは、大広間で夕食です。季節によってメニューは異なるようですが、今回はお品書の添えられた「地の涯(上)御膳」が供されました。松華堂に別盛りのウトロ産茹で毛蟹、羅臼産干しホッケ、羅臼産帆立稚貝の鍋盛り・・・と豪勢極まる料理に舌鼓。羅臼岳登頂後にとっておきたいような晩餐でした。生ビールを頂いたので、食後にフロントで精算を済ませました。

部屋に戻って、翌朝登山の装備確認とパッキング。テレビは複数のチャンネルを見ることができましたが、ソフトバンクスマホはまったく繋がりませんでした。wifi環境さえ調っていたら、至れり尽くせりだったことでしょう。写真のような8畳の和室はお一人さまには十分な広さで清掃が行き届いていました。浴衣やタオルなどアメニティも完備されています。廊下にはウォーターサーバーが設置されていて、重宝しました。22:00前に就寝しようとしたら却って目が冴えわたり、脇机に置いてあった石川直樹さんの写真集『SHIRETOKO SUSTAINABLE』3冊に目を通してしまいました。

備え付けのパンフにこうあります。

<今、あなたは世界自然遺産の中にいます>


翌朝、夜明け前のフロント風景です。ドアを手でこじ開けていざ出発です。