八重山諸島めぐり(1/3)〜石垣島篇〜

石垣島八重山諸島のアクセス拠点。八重山諸島とは、12の有人島に加え、尖閣諸島を含む無人島も含めた島嶼群のことです。面積の大きさでは、沖縄本島に次いで西表島石垣島と続きます。人口となると、145万人の沖縄に対し、石垣市が4.9万人、西表島(竹富町の一部です)は2376人(2018/3)と沖縄本島に比べて住民の数がぐっと少ないことが分かります。

直前のブログでも書きましたが、羽田から石垣島に直行便が1日に4便もあるということは、八重山諸島の観光スポットの魅力が大きいという証しに他なりません。それだけ、コンスタントに現地を訪れる観光客が多いというわけです。

石垣空港に着いたら、レンタカーを借りて、島を反時計回りで一周します。外周は約140キロ、車なら3時間もあれば一周できる勘定です。立ち寄ったのは次のスポットです。

1)玉取崎展望台〜周辺にはハイビスカスが咲き競い、展望台からはコバルトブルーの海が一望できます。最初に訪れたスポットで壮大なサンゴ礁の大パノラマを前にして、早起きしてやって来た甲斐があったと誰しも思うはずです。

2)平久保崎〜石垣島最北端のドライブポイントになります。灯台への立ち入りは出来ませんが、白亜の灯台東シナ海をバックに写真撮影するには絶好のスポットです。10月末というオフシーズンだったので、狭い駐車場にレンタカーを滑り込ませることができましたが、ハイシーズンであれば駐車場に長い待機列ができることでしょう。こちらは、自販機やお手洗いがあって便利です。視界さえ良ければ、宮古島諸島の多良間島が見えるそうです。あいにく、この日は風が強くて、水平線の先は霞んで見えませんでした。

3)川平湾(かびらわん)
日本百景ミシュラン三ツ星に選ばれた景勝地です。遊覧グラスボート(乗船料1200円)に乗って、湾内のサンゴ礁や熱帯魚をボートの底のグラスを通して鑑賞することをお勧めします。船長曰く、運が良ければ、ウミガメにも遭遇できるそうです。カビラブルーと呼ばれるコバルトブルーの海の美しさは筆舌に尽くし難し!今回は滞在期間が短いため断念しましたが、日本で最もマンタ(オニイトマキエイ)が見られるという川平・マンタスクランブルでシュノーケリングやダイビングも次回はトライしたいですね。

ランチは「八重山そば処 来夏世(くなつゆ)」で、丸くて細い麵が特徴の八重山そばを頂きました。店名は五穀豊穣を祈願するという意味合いのようです。ジューシー(脚注参照)は売り切れでした。駐車場は3台、ハイシーズンだとかなり待たされそうですね。民家をリノベーションしたような佇まいで、店員さんも地元のおばさん風。弾丸ツアー敢行中、癒されたひとときでした。

(注)ジューシー:豚バラ肉と、ひじきやにんじんなどの野菜を具に、豚肉の茹で汁や昆布のだし汁で炊き込んだ沖縄風
の炊き込みご飯です。