前週の日本ダービーは、ベテラン横山典弘が騎乗した9番人気のダノンデサイルが優勝。日本ダービー3勝目を飾った56歳の横山騎手は、武豊が持っていた同レースと中央競馬GIの最年長勝利記録を更新する偉業を達成しました。本命ジャスティンミランを軸に買った馬券は悉く外れ、好調だった今年のGI前半戦の貯金が底を尽きかけようとしています。
新緑の5月週末は外出することが多かったので、春の最強マイラー決定戦「安田記念」(東京競馬場)は久しぶりのテレビGI観戦となりました。1番人気のロマンチックウォリア―は、香港からやって来た外国馬にして6歳騙馬(センバ)です。香港には競走馬の生産拠点がないため、すべて輸入馬となり、日本に遠征して来る香港馬は去勢された馬すなわちセンバなのです。
過去の戦績を見るかぎり、ロマンチックウォリア―の実績は申し分ありません。一方、国外移動に伴う馬のストレス、香港競馬場とは真逆の左回りとなる安田記念、雨天の影響などのマイナス要素を加味したとしても、ロマンチックウォリア―の優位は揺るがないと判断。1番人気のロマンチックウォリア―を単勝買いし 軸馬に昨年のマイルチャンピオンシップの覇者・ナミュール(4番人気)を据えました。
(提供:中日新聞)
結果は読みどおりで、ロマンチックウォリア―(馬番7)が1着(通算成績は20戦15勝!)、ナミュール(馬番5)とソウルラッシュ(馬番10)が続きました。マクドナルド騎手のしてやったり顔に思わず笑みがこぼれました。
払戻しはワイド5-7が予想外の高配当12.6倍をつけ、宝塚記念を残すだけとなったGI前半戦は通算プラスで折り返せそうです。このところ苦戦続きの長男も1点買いのワイド5-7を的中させ、通算プラス圏に浮上したようです。