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長瀞渓谷の散策(2)〜阿左美冷蔵の「天然氷」のかき氷〜

岩畳と並ぶ長瀞の観光名所は「天然氷」のかき氷で知られる阿左美冷蔵(1890年創業)さん。いつ訪れても長蛇の列が出来ていて、最低でも1時間は待たないと入店は叶いません。今回は、金崎本店ではなく寶登山神社参道の脇にある寶登山道店に向かいました。開店は10時、9:30に到着したものの、すでに10数名が待機列を作っていました。

かき氷を食べると頭がキーンとするので苦手だという家内が、阿左美冷蔵のかき氷は絶品だと褒めちぎります。昔からかき氷の大好きな自分はフラペチーノというよりかき氷派。夏本番ともなれば、都内の喫茶店や和菓子屋さんに立ち寄ってかき氷をよく食します。専門店では、「純氷」と呼ばれる品質の良い氷を使ってかき氷を作ります。「純氷」のかき氷は縁日のかき氷と違って結構美味しく頂けます。ところが、「天然氷」のかき氷となると、もはや次元の異なる美味さといいましょうか、格段の違いを見せつけられます。

そもそも、「天然氷」と「純氷」はどこが違うのでしょうか。沢の水が「冷えて」出来た氷が「天然氷」、「冷やして」出来たのが「純氷」です。阿左美冷蔵では、毎年11月寶登山の山裾に拵えた人工池に沢の水を引き込み、冬の寒さを利用して氷を育てるのだそうです。年末から年始にかけて厚さ15センチほどに成長したら、電動ノコギリで切り出され冷凍庫に保管されます。今年は厳冬を経たことで例年よりたくさん「天然氷」が出来たそうで、秋口までかき氷が楽しめそうです。



写真は阿左美冷蔵の最高傑作、「蔵元秘伝みつ極みスペシャル」1500円也と「果汁スペシャル」1200円也です。15センチはあろうかというてんこ盛りのかき氷、もうひとつの特徴は淡雪のようにふんわりとして時間が経ってもベタベタと溶けてこない点です。そこいらのかき氷なら食べているうちに底から氷水になるのですが、さすが「天然氷」は違います。

待つのが嫌で今回は開店早々訪れましたが、炎天下1時間かそこら待って喉をカラカラにして食べた方が美味しく味わえるのではと、待つことの効用にはたと気づいた次第です。