Asama Park Field | 三ッ星のオートキャンプサイト

日本最大のキャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』によれば、予約可能なキャンプ施設は全国に約1400あるそうです。そのなかで、アクセス数、口コミ投稿数、予約件数の3部門において人気No.1を誇る施設が「殿堂入りキャンプ場」に選定されています。よく利用する「長瀞オートキャンプ場」は、6箇所しかない「殿堂入りキャンプ場」のひとつです。荒川を眼前に眺められるリバーサイドの好立地に加え、女性やお子様が安心して楽しむことができる点が高評価の所以です。

大勢のキャンパーに支持されるキャンプサイトと個人的な好みは必ずしも一致しません。キャンプサイトの良し悪しはキャンパーの価値観次第だと思っています。ひと口にキャンパーと言っても、子供連れファミリーかソロか、初心者キャンパーかベテランか、属性によってキャンプサイトの選択肢はかなり違ってきます。その上、キャンプサイトの立地をはじめ良し悪しを判断するパラメーターは多岐に渡ります。キャンプサイトの立地ひとつとっても、林間・湖畔・草原など様々です。2022年の人気キャンプ場に共通するのは立地が「水辺」でだったこと。海や川、湖に近くて、大海原を望む立地や目の前が浜や河原という立地のキャンプ場が支持されたようです。

8月第1週に訪れたAsama Park Fieldは浅間山・北山麓に位置する草原・林間サイトです。設営したのは標高1400mの草原フリーサイトです。お天気さえ良ければ、写真のように眼前に浅間山が聳え抜群の開放感に浸れます。懐の深さを感じさせる「ヌケ感」の有無がマイサイト選びのキーポイントです。マックス50張くらいは収まるそうですが、管理者曰く、詰め込みすぎないように配慮しているのだそうです。そのお蔭で炊事場やトイレの混雑が解消されています。シャワー室は無料で利用できます。朝6時から22時までクルマの出し入れができる上、15分圏内にコンビニが2軒あるのが加点ポイントです。


張り綱に留まったアキアカネ          番犬のジョーカー

キャンパーの聖地・ふもとっぱらを彷彿させる三ッ星のオートキャンプ場だと断言します。ハイシーズンのフリーサイト利用料(1人4400円)が少し高めに感じられるかも知れませんが、立地や設備(清潔なお手洗いや管理棟)、スタッフのホスピタリティを勘案すれば納得のプライスです。チェックアウト時はこちらが照れるくらいのスタッフ総出のお見送りでした。締めくくりにリピーター宣言しておきます。