テイスティング:初摘みコーヒー・トアルコ トラジャ 2020

KEY COFFEE通販倶楽部を通して、<初摘みコーヒー トアルコトラジャ2020>を注文したのが6月1日。待ちに待ったコーヒー豆(200gX3袋=税込8640円)が今日(9月18日)届きました。【数量限定・完全予約制】「今シーズン最初に収穫された年に一度の希少な味わい」という謳い文句にまんまと釣られて発注したものです。同封のパンフレットによると、毎年7月頃から収穫が始まるのだそうです。

コーヒー好きの方なら皆さんご存じの「幻のコーヒー」トラジャは、インドネシアスラウェシ島トラジャ地方のみで産出されるコーヒー豆のことです。かつてオランダ領だったインドネシアは第二次大戦中にコーヒー農園がすっかり荒廃し、オランダ王室ご用達として知られたトラジャは滅んだと言われていました。この希少種を復活させたのがKEY COFFEEです。同社直営パダマラン農園で35万本ものコーヒーの木が栽培されています。

美味しいコーヒーを頂く礼儀として、カップはあらかじめ温めておき、KARITAナイスカットミルで中挽き(目盛り:3)にしました。深めに焙煎されたコーヒー豆は粒揃いでいい香りがします。中挽きしてゆっくりペーパードリップしてカップに注いでみると、色目は濃い印象です。抽出後の香りは期待ほどではありませんでしたが、味わいは酸味と苦みがほどよくバランスして本格派コーヒーといっていいでしょう。明日はフレンチプレスを試してみようと思っています。

インドネシアといえばスマトラ島で収穫される深みのあるマンデリンG-1も好みです。どうやら、インドネシアのコーヒーとは頗る相性がいいようです。ジャコウネコの糞から取ったインドネシアの超高級コーヒー豆「コピ・ルアック」は本物を飲んだことがないのでノーコメントです。