ウインブルドン公式タオル(2016)が届く

週末、次男が医学生向けレジナビフェアに参加するため帰省します。テニスに夢中の息子のサプライズを狙って注文しておいた今年のウィンブルドン公式タオルがようやく手元に届きました。GSファイナル初進出の新鋭ラオニッチ相手に試合巧者のマレーが圧倒、今年のウィンブルドンは地元英国の英雄アンディ・マレー(世界ランキング2位)が2度目の優勝で幕を閉じました。ファイナルには、キャサリン妃を伴ったウィリアム皇子やキャメロン首相の姿も見えました。7月7日は国民投票EU離脱が決まり将来を憂える英国国民が久しぶりに笑顔を取り戻した1日になりました。

グランドスラムのなかでもウィンブルドンは特別な大会のような気がします。試合だけではなく練習でさえ白いウェアが義務づけられていることもその表れです。大会中、ひときわ目を引くのが選手が汗をぬぐうときに使う鮮やかなタオル。現在はインドで生産されているようですが、製造するのは英国王室御用達のクリスティ社、写真のようにレディスとメンズ用に2種類用意されています。

日本でも通販されていますが、AFPがこのタオルをこっそり持ち帰る絶対王者ジョコビッチの振る舞いを報じて話題になったせいでしょうか、早い段階で在庫切れになってしまいました。億万長者のジョコビッチが試合中に定価29ポンドの公式タオルを何枚もくすねるなんて、意外でした。横行すると主催者が黙認しなくなる可能性も否定できませんが・・・友人知己に最も喜ばれるお土産になるのだそうです。致し方ないので現地の業者を通じて取り寄せました。ロゴ入り専用ビニルケースに入っていて、なかなかお洒落です。日本では7200円で販売されていますが、EU離脱に伴いポンドが大幅に下落してくれたお陰で送料込み5600円でゲット、思わぬ功名でした。