去る8月24日、都庁で恒例の都立霊園公募抽選が行われ12倍の競争を勝ち抜き当選、念願叶って青山霊園の永代使用権を手に入れることが出来ました。といっても正式な抽選結果通知が届くのは9月15日過ぎ、果報は寝て待てです。都立霊園の公募は平成15年に43年ぶりに再開され、今年で8年目を迎えます。我が家は両親ともすでに他界し故郷で永眠しています。東京を遠く離れた土地柄、お墓参りは随分御無沙汰です。孫も連れて命日やお盆に可能なかぎりお墓参りをしたいというのは以前からの切実な願いでした。勿論、過去には民間霊園も検討したことがありますが、高倍率とは云え都立霊園しかも青山霊園が毎年抽選で貸与されると知ってからは諦めがつかなくなりました。そして先週、8年越の願いがとうとう叶いました。10月に都庁に出向き各種証明書を提出し審査が通ればいよいよ改葬です。平たく言えばお墓のお引越しです。霊園を貸し出す東京都公園協会霊園課では墓の再貸付と呼ぶそうです。永代使用料は決して安価ではありませんが、師走には永代使用が認められるはずです。添付写真のように来年の春には桜のトンネルを眺めながら両親も都心の空気を味わうことが出来るでしょう。