ドバイのお土産「デーツ」

今回は旅行というよりサファリという呼び名がふさわしいように思います。海外に出掛けると決まって最終日はお土産の調達で時間を取られます・・・出張だったりすると何処へ行っても空港免税店で購入したゴディバのチョコを持ち帰って顰蹙をかうのが常でした。

珍しくドバイのお土産にはBateelの「デーツ(なつめやしの実)」を買おうとあらかじめ決めていました。イスラム教徒がラマダン明けの食事(イフタール)で先ず口にするのが「デーツ」、神の恵みと称されるフルーツで雨の乏しい砂漠でも生育できるので命の糧といっていいでしょう。おまけに鉄分はプルーンの2倍、栄養価も折り紙付きなのです。日本では輸入代理店の類も存在しないようなので、現地調達して持ち帰ると喜ばれます。Bateel(バティール)のデーツは、サウジアラビアに本店を構える王家御用達の高級ブランドと知られ、エミレーツ航空のファーストクラスや名だたる5つ星ホテルでも提供されています。包装もお洒落でゴディバリンツに引けを取りません。


ドバイ国際空港の免税店でも勿論購入できますが、ドバイ市内の代表的ショッピングモールに出店していますので、試食しながら気に入ったものを買い求めるといいでしょう。ドバイモール店にはナッツやオレンジピールを挟んだものから、キャラメリーゼしたりチョコレートコーティングしたものまで、多種多様のデーツが美しくディスプレイされていました。食感も風味も多彩でワインや珈琲との相性も抜群です。中東のお土産にはデーツが定番ではないでしょうか。