ブルジュ・ハリファの展望台”AT THE TOP”

ドバイに行った以上、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファを目指さないわけにはいきません。早速、ホテルの最寄り駅でドバイメトロ全線1日乗り放題のNOLカード(RED)を22Dh払って買い求め、Burj Khalifa / Dubai Mall駅へ移動しました。同駅とドバイモールは長い連絡通路で繋がっていて、LG階(地下1階)のカウンターであらかじめ日本で購入した証として予約完了ページのコピーを提示して入場券を手に入れます(当日券は前売り価格の3倍、邦貨で1万円以上しますので要注意です)。入場時刻は10:30でしたが、20分前に手荷物検査を受けてエレベーターホールへ進みました。途中、壁に設置されたディスプレイで2004年の着工から2010年の竣工までの建設の歩みを時系列で確認することができます。展望台に昇る前から建築の粋を極めた摩天楼の存在感を見せつけられた格好です。

秒速9メートルの高速エレベーターで一気に展望台のある124階までかけ昇ります。1分少々で高さにして452メートルに到達します。頂上は828.9メートルですから展望台はかなり低い場所にあることが分かります。現時点で日本一のあべのハルカスが地上300メートル、階数にして60階ですから、スケールが違います。


展望台の一部はオープンデッキになっていて、外気を肌に感じながらパノラマを楽しむことができます。リーマンショックで開発が滞っているかと思いきや、隣接するエリアで複数の高層ビルが建設中でした。2020年にはドバイでEXPOが開催され第2国際空港も建設されるのだとか。展望台内部ではブルジュハリファに関する様々なクイズがディスプレイに表示されるので、外の景色を見た後はしばらくブルジュクイズに興ずるといいでしょう。夜間の航空機衝突防止に備え点滅するフラッシュの個数やガラスパネルの掃除方法といった雑学も身に着けることができます。


あまりに高すぎて展望台から上を眺めても高さはおろか全貌はまったく掴めません。階下へ戻ってドバイファウンテン前の遊歩道まで来ると、ようやく全景を確認することができます。ドバイファウンテンの真ん前のテラスでサンドイッチランチをすることに。ノンアルコールビールがメニューにあるので、ビールもと淡い期待を寄せましたが、ドバイモールでもアルコール類の販売はNGでした。