ミスジマイマイを見つけた矢先

一昨日の朝、朝刊を取りに外へ出たら、お湿りのあった玄関先のアプローチを横切ろうとしているミスジマイマイに遭遇しました。関東地方から山梨・静岡に分布する日本固有種です。カタツムリ*を庭先で見つけたのは久しぶりのことです。庭木の枝へ移そうかと思いましたが、却って、カタツムリに迷惑だろうと思い留まりました。動くスピードが思ったよりは速かったからです。最近は、カタツムリをめっきり見かけなくなったような気がします。地球の温暖化で個体数が減ったに違いないと勝手に決めつけています。

タツムリは、寒さにも暑さにも乾燥にも弱いので、殻に篭って、冬眠のみならず夏眠もするのだそうです。9月になっても猛暑日真夏日が続きましたから、ミスジマイマイにとって久しぶりの活動だったに違いありません。

ところが、翌朝、植木鉢の隅で家内がカタツムリの死骸を見つけました。天敵の鳥に食べられてしまったのでしょうか。生気の失せた殻だけがポツンと残った光景を見て、切なくなりました。

(注)カタツムリ~日本には800種前後いるのだそうです。マイフェイバリット尾瀬には珍しい左巻きのカタツムリ(チャイロヒダリマキマイマイ)が生息していますが、まだお目にかかったことはありません。

(参考)www.facebook.com