今朝、富山県射水市役所からふるさと納税特典商品の紅ズワイガニが届きました。週末のお届けとはなんと粋な計らいでしょうか。
計量してみると紅ズワイガニの重さは1029グラム、1キロを超える立派な代物でした。射水市新湊漁港で水揚げされてセリ落とされた紅ズワイガニは、直ちに加工場の大きな釜で茹で上げられるのだそうです。我が家に届いた大きな発砲スチロールの箱に鎮座した紅ズワイガニ(赤いタグ付き)の下には、ぎっしりと氷が敷き詰められていました。宅配便の普及で産地直送の新鮮な魚介類も間髪入れずに食卓で頂けるというわけです。
茹でてあるとはいうものの、カニは鮮度が命ですから、お昼の食卓で早速頂戴することに。タラバガニに比べると、カニ本来の甘くて繊細な味わいが楽しめます。特に、濃厚なカニ味噌は絶品でした。以前、福井県坂井市三国町へ泊りがけで出掛けて献上ガニ（黄色いタグ付き）を堪能したことがありますが、ズワイガニは水揚げした漁港によって呼び名が変わります。山陰地方では松葉ガニ、三国町であれば越前ガニ、京都府北部丹後半島の間人港なら間人（たいざ）ガニという具合に。
新湊漁港では紅ズワイガニのままで呼称されていますが、昼セリの風景は拝借した写真のとおり圧巻そのもの。よく見るとカニは裏返しにして並べられています。少しでも鮮度の低下を防ぐためなのだとか。最盛期の1月あたりに一度、現地を訪れてみたいものです。
