第2の敗戦から立ち上がるために

新年あけましておめでとうございます。

さぼってばかりのブログではありますが、今年こそまめにアップデートしようと心に誓ったところです。さて、どうなることやら。元旦の午後、ほろ酔い気分でのんびりと外の景色を眺めていたところへ震度4の地震、すっかりアルコールが飛んでしまいました。恒例の初詣を済ませ、早稲田大学事務局から依頼された新年度学芸員資格講座パンフの原稿を書いたりしている内にあっという間に三箇日が過ぎてしまいました。前日のNY市場の反発を受けて4日の大発会はまずまずの滑り出しでしたが、その勢いが長続きする保証はありません。大震災からの1日も早い復興を願う一方、依然として円高と景気減速が緩和される気配が感じられないのが懸念材料です。経済評論家が盛んに口にする復興特需頼みでは景気浮揚は期待できないように思います。

http://livedoor.blogimg.jp/potemkin01/imgs/a/b/ab62048c.png今朝の日経見開きに宝島社が<君よ、散財にためらうなかれ。君の十銭で浅草が建つ>という企業広告を掲載しています。関東大震災直後の瓦礫の浅草に立った看坂に書かれた言葉だそうです。昨年度はマッカーサ元帥が厚木飛行場に降り立ったときの写真をバックに<いい国つくろう、何度でも>というキャッチコピーでした。赤字覚悟で出版物に関する一切の宣伝文句を捨象したこの種のイメージ広告を掲載する宝島社の企業姿勢には本当に感心させられます。

<君のお金で国が建つ>、そのとおりではないでしょうか。今年はお金も心も積極的に投資に充てていこうではありませんか。