ドレスナー在住のSさんが現地から直送してくれたシュトレンのメーカーは、ドイツ最大のシュトレンメーカーQuendt(クヴェント)でした。2010年に商標登録されたというDresdner Christstollenは、仏ワインのように、厳しい品質規定に従って製造されています。小麦粉1kgに対するバターやレーズンの配分量など細かい規定が存在し、こうした製法規定を遵守した製品パッケージだけに、「Dresdner Stollen」のシールが付与されるのだそうです。確かに、数日前に届いたばかりのエミール・ライマン社の缶にもそのシールが印刷されていました。
本場ドレスナーのシュトレンが日本製のそれとは風味や食感が違う理由がよく分かりました。