シンボルツリーの植え替え〜ミモザからオリーブへ〜

週末はオリーブの樹を求めて近所の緑化センターへ。玄関先のシンボルツリー、ミモザ(銀葉アカシア)の背が高くなりすぎたせいか、度重なる台風の影響で傾いてしまい、家内が伐採を決断。代わりに常緑樹オリーブを植えることになったからです。

8年間、シンボルツリーだった園芸品種プルプレアは、若葉と新梢が紫に色づくので、白い自宅外壁と絶妙のコントラストでした。とはいえ、家内が毎年枝を剪定する作業を見ていると、メンテは存外手間のかかる印象です。

いざミモザ伐採となると、脚立に跨って、鋸を使って幹を切断、枝を払っていくことなります。根付きは浅いはずでしたが、掘り返してみると、しっかり四方に張っていて、取り除くのにひと苦労。作業時間も丸一日では足りません。伐採が済んだら、枝はビニル袋に詰め、幹も小さく切り分けて紐で結わえて、家庭ゴミ収集の日に搬出です。こうして自力で庭木を伐採し終えてみると、相当な作業量だったことが分かります。ネットで伐採費用を調べてみたら、樹高5m超だと25000円〜30000円!宜なるかなです。

緑化センターへ出掛けると、大小様々なオリーブが地植えされています。大きく成長して樹形が整ったものは、値段も高めです。あれこれ物色の末、家内は樹高2m未満のイタリア・シチリア原産のシプレッシーノ(チプレッシーノとも、Cipressino)を買い求めました。樹形は直立性で上へ上へとバランスよく成長するそうです。葉は丸みがあって、葉裏が白いため遠くから眺めると銀色(いわゆるシルバーリーフ系)に見えるようです。お値段は、配送料1000円を加えて〆て1万円でした。

因みに、オリーブに樹は概して自家受粉性が低く、シプレッシーノも他の品種と近い場所で栽培しないと実をつけません。果実は期待しない方がよさそうです。