オーパス・ワン2007年最新ヴィンテージ考

http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/wc/opusone/2007senkou.jpg
毎年10月下旬になるとエノテカ丸の内を訪ねてオーパスワンの先行特別販売のフライヤーを貰うことにしています。今年はオーパスワンのエチケットカラーで縁取られた上品なフライヤーが用意されていて吃驚、その上、2001年のグレートヴィンテージを髣髴させる出来というではありませんか。自宅セラーに熟成したボルドーの最高ヴィンテージのような味わいと評されパーカーポイント95+を獲得した2005年が数本ストックしてあるのですが、2007年もWA・WSでそれぞれ95点と94点を獲得しており2005年を凌ぐ可能性があります。おまけに急激な円高進行のお蔭でかつて米国価格の2倍を超えていた国内販売価格も30%前後下落しています。2007年物は、オーパス・ワン史上、価格的には最も割安で質においては最も上等な部類と云っていいでしょう。81円台をうろうろする米ドルチャートを眺めながら手を拱いている訳にも行きません。FX取引でドタバタしたくないので円高差益を享受すべく2007年を箱買いすることにしました。半分はストックして長熟させたいと思っています。深秋のリリースが今から楽しみです。【Wine Adovocate #186 Dec.2009 より】パーカーポイント95、オーパスワンでこれまでに造られている中で、2007年は最強の1本となるだろう。素晴らしいクロフサスグリカンゾウの香りと繊細なスモーク香(華やかなで官能的な口あたり、テクスチャーの滑らかさ)。甘いタンニンと印象的な緻密さと深さをも持ち合わせた、センセーショナルなオーパス・ワンです。今から試飲も可能であるが、向こう25年以上は熟成に耐えうるワイン。