我が家にお招きした秀吉の念持仏「三面大黒天」の御分身

仏像フィギュアを手掛けるイスムから分厚い封筒で「仏像ワールド総合カタログVol.3」が届きました。ページをパラパラめくっていたら、秀吉の念持仏「三面大黒天」に目が留まりました。北政所が秀吉公の冥福を祈るために建立した高台寺圓徳院(京都)で、一度、御写し(御分身)を拝んだことがあります。出世守本尊(本物)は、毎年3月3日にご開帳されることになっていますが、例年、長い行列が出来るのだそうです。太閤秀吉を天下人へと導いた有り難い念持仏ですから、御分身がどうしても欲しくなりました。


我が家にお招きした「三面大黒天」の御分身

なにしろ、「三面大黒天」のご利益は絶大です。天部正面は大黒天、向かって右側は毘沙門天、左側が弁財天という御姿(写真・上)ですから、一仏礼拝によって三尊天のご利益に預かることが出来るのです。秀吉公に肖って、御分身を我が家にお招きして開運祈願を欠かさないようにすれば、自ずと道が拓けるような気がしてきます。

イスムが原寸大で再現した復刻像には、圓徳院の「開眼供養証明書」と有り難い御札が付属しています。イスム表参道に問い合わせたところ、二体在庫があることが分かりました。2024年8月31日は、「三面大黒天」の御分身が我が家にやって来た記念すべき日になったのです。