究極の贅沢品・スノーピークの<チタンスキットル250>をゲット

アウトドアライフにのめり込むうちに、必要不可欠な基本ギア以外のアイテムに手を出してしまうのは、宿命なのでしょうか。調理器具なら、軽量コンパクトな<コッヘル>を持っていれば、お米を炊いたりお湯を沸かしたりするのに、不便はありません。ところが、アウトドアショップを徘徊していると、四角い形をした<メスティン>にどうしたって目が留まります。機能において<コッヘル>と大差ないはずですが、携行ギアに加えて使ってみたいと思わせます。


購入したSP製スキットル一式


フラットなスキットル正面(SPロゴ付き)    丸みを帯びたスキットル背面

最近、スノーピーク(SP)の提携セールがあって、料理好きの妻が新しいキャンプギアを次々とネット注文。そのなかに、これまで値段と使用頻度に鑑み、二の足を踏んでいたSP製<チタンスキットル250>(税込み定価:25,845円)が含まれていて、吃驚しました。写真のように、背面(TITANIUM JAPAN)は丸みを帯びていて、ロゴのある正面はフラットに仕上がっています。スタイリッシュなデザインはさすがSP製です。唯一点、蒸留酒を注ぐ漏斗がプラスチック製なのは頂けません。金属製に変更を希望します。


底から見たスキットルの形状

スキットルは、蒸留酒専用の携帯容器のことです。語源はボウリングのピンの原型すなわちスキットルと呼ばれる木柱です。アルコール度数の高いウィスキーやブランデーを想定しており、炭酸や醸造酒を持ち運ぶためのものではありません。ジーンズのお尻のポケット(ヒップポケット)に収まるように、湾曲した形をしているのが特徴です。英語の名称は”hip flask”(ヒップフラスコ)です。

アルコールに強くないので、登山でスキットルを携行することはなかろうと思っていました。却って喉が渇いてPBの水を余計に欲するからです。今回、スキットルにMaker's Markを入れて、オートキャンプ・デビューとなりました。寝酒にオン・ザ・ロックのバーボンはうってつけでした。テント泊なら、スキットル持参もいいかも知れません。究極の贅沢品・スキットルの出番を求めて、久しぶりにテント泊でスキットル・デビューを思案中です。