クリスマスシーズンのホテル椿山荘東京ステイ

「都民割」と「全国旅行支援」を利用して都心ホテルで過ごすウィークエンドもいよいよ最終ステージ。先週末、≪アフタヌーンティー・朝食付き≫プランでホテル椿山荘東京に宿泊しました。過去3年、行動制限にマスク着用とコロナ禍に散々振り回されてきましたが、ここにきて思いも寄らぬゴージャスなクリスマスの贈り物を受け取ったような気分です。

プランの目玉は、ロビーラウンジ・ル・ジャルダンが提供する人気のアフタヌーンティーを客室で頂けること。この日もロビーラウンジは予約で満席でした。このインルームアフタヌーンティーサービスを利用すると、指定時刻にスタッフがテーブルや折り畳み椅子と共にアフタヌーンティーセットを客室に届けてくれます。ガーデンビューの客室からは、椿山荘自慢の美しい庭園と背後に広がる高層ビル群が一望できます。見事な眺望を愉しみながら頂くクリスマス特製アフタヌーンティーは、紛うかたなきファーストクラスのおもてなしです。

黄昏どきから日没にかけて次第に庭園のイルミネーションが浮かび上がり、背後の夜景が花を添えます。極めつけは、19時〜20時にかけて庭園で繰り広げられる「森のオーロラ」と呼ばれる椿山荘70周年記念の演出です。「森のオーロラ」は、2020年10月にスタートした「東京雲海」のミストとレーザーの光を使って、オーロラベルトの下に位置するカナダのイエローナイフのような頭上の空一体に広がるオーロラを再現したものだそうです。起伏に富んだ地形を有し東京ドームの2倍の広さを誇る椿山荘の庭園だからこそ可能な唯一無二の演出なのです。写真(上)は夕方から翌朝にかけて撮影したショットのコラージュです。

後輩の結婚式やセミナーで幾度も利用したことのある椿山荘ではありますが、宿泊するのはこれが初めて。今回に限っては、コスパに煩い山の神のおめがねに適ったのではないでしょうか。