真夏の食卓:完全ワラ焼き鰹タタキ「龍馬タタキ」 X プレミア芋焼酎「魔王」

先日、銀座で妻が立ち寄りたいところがあるというのでお供したところ、高知のアンテナショップ「まるごと高知」に連れていかれました。所在なく入口周辺でうろうろしていたら、ほどなくレジを済ませ戻ってきました。何を買ったのか尋ねると、「ぬた」(???)と「ミレーのビスケット」だと言います。これはテレビ番組ケンミンショー(正確な番組名は【秘密のケンミンSHOW!】だそうです)の影響に違いないと睨んでいたら、入口手前のフローリングに<7/15のケンミンショーで紹介された○○あります>と書かれていました(笑)。帰宅して番組サイトで確認すると、ケンミンショー高知グルメベスト5は以下のとおりでした。

1位 カツオのたたき
2位 ぬた
3位 ゆずのしぼり汁
4位 おっぱいアイス
5位 ミレーのビスケット

妻が買ったのは2位と5位の商品でした。<柚子酢、白味噌、葉にんにくから作られる緑色のソース。脂ののったブリのお刺身につけると美味しい。高知ではブリの刺身のパックに、醤油でなくぬたがついているほど、高知の定番です。>という説明書きを読むまで、「ぬた」だけは理解不能でした。いずれ、新鮮なブリの刺身が手に入ったら、食卓に供されることでしょう。

1位が「カツオのたたき」だと知って、<どうせならこれを買ってきて欲しかった>と内心苦虫を噛み潰していたら、1週間後、我が家の御用達スーパー「オオゼキ」のチラシに「龍馬タタキ」(メーカーはハマヤ)を発見!久しく、我が家の食卓から「カツオのたたき」が姿を消していたのは、生臭さを嫌う妻のせい。妻曰く「龍馬タタキ」はくだんの「まるごと高知」で生憎売り切れていた由。きっと番組を見た視聴者が殺到したせいでしょう。

食してみると、<1本釣りで水揚げされた珠玉の戻り鰹のトロ身を超低温(-40~-50℃)で船内凍結>・<職人が一節一節丹精込めて(超低温のまま)焼き上げる土佐の伝統製法の「ワラ焼き」にこだわる>というだけあって、生臭さは皆無で本当に美味!妻も大絶賛でした。カツオは土佐近海ではなく静岡水揚げのもの、ここにもこだわりがあるようです。<天日塩とにんにくスライスで食べるのが定番>、試してみると確かに醤油やポン酢よりカツオ本来の味が引き立ちます。

とっておきのプレミア芋焼酎「魔王」(ロック)と組み合わせたところ、完璧なマリアージュ!ぜひ、お試しあれ!