クルマ好きなら絶対はまるTV番組「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」

最近、BS日テレで毎週土曜日(21:00~21:54)に放送される「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」にはまっています。BSだったので先頃まで自分が気づかなかっただけで、放送開始は2011年、クルマ好きにはよく知られた長寿番組のようです。見事にツボにはまってしまいました。

番組紹介にはこうあります。

<車をこよなく愛するおぎやはぎと女性自動車評論家・竹岡圭がゲストを迎え、ゲストの「愛車遍歴」を徹底紹介。「愛車遍歴をたどれば、その人の人生が見えてくる!」をキーワードに繰り広げられるカートークバラエティです。ビバ!車のある人生!」>

サブタイトルの"NO CAR, NO LIFE!"は、「クルマなくして我が人生なし」といった感じでしょうか。人生の買い物のなかで、持ち家に次いで高額出費を強いられるのがクルマ。それだけに、乗り継いできたクルマは人生の映し鏡そのもの。毎回、番組に登場するさまざまなゲストの波乱万丈の人生を想像しながら、視聴しています。ともすれば、最新車種やフェラーリ・ポルシェのような高価な外国車に目が向かいがちですが、MTばかりの旧車マニアの愛車遍歴に惹かれます。宮崎駿監督の愛車でもあるシトロエン2CVやトヨタ2000GTが登場すると思わず身を乗り出してしまいます。

若い時に背伸びして大枚はたいて買ったクルマが、カタリストの役割を果たし、その人の運命を切り拓いていくようなことも多々あるようです。自分には到底真似できない芸当ですが、大のクルマ好きのゲストのなかには毎年のようにクルマを買い替える猛者もいます。にもかかわらず、乗ったどのクルマについても細かいエピソードを記憶されていることに驚かされます。ゲストの皆さんのクルマへの尽きない愛着が愛おしく思えてなりません。

番組の最後に司会のヤハギが「あなたにとってクルマとは?」と尋ねます。自分なら<かけがえのない分身>と答えるところです。今年4月に念願のSUVメルセデスGLA35を購入したばかりですがこれで生涯5台目です。親からのお下がりフォルクスワーゲン・ビートルを皮切りにディーラーとのご縁を絶ち難く、メルセデスを乗り継いできました。お気に入りの1台を5年~7年乗るスタイルがマイウェイですが、ゲストの皆さんが国産車輸入車を頻繁に乗り換えているのを見るにつけ、羨ましく思うことも屡々あります。MCのやはぎさんが37歳で買ったというポルシェのフラッグシップモデル911(カレラ4)・・・憧れますね。あと何台、乗り継げるか分かりませんが、人生最後に乗りたいクルマに思いを馳せて、この番組を末永く楽しもうと思っています。