【新緑の奥多摩】高水三山プチ縦走+御岳山

目下の悩みは、緊急事態宣言延長に伴う長引くスポーツジム休業で、週2~3のトレーニングがままならないことです。代わりに、5月のGWと週末は近場の奥多摩へ通って、トレーニングに励んでいます。体重が普段より1~2kg増えたり、体脂肪率が20%を超えるだけで、登山の負担は桁違いに増すので要注意なのです。梅雨入り前の晴れ間を縫って、大多摩ウォーキングトレイル、川苔山に続く新緑の奥多摩第三弾は、高水三山プチ縦走に御岳山を足してみました。

ホリデー快速おくたま1号の最後尾車両に乗り込むと、一番奥に大きな輪行バッグが4つ立てかけてあります。小柄な女性が輪行バッグを携え同じ三鷹駅から乗車。これで輪行バッグは5つになりました。カラフルなウェアをまとった大勢の登山客に5人のサイクリスト、車内の雰囲気は否が応でも華やぎます。

高水三山は、高水山(759m)、岩茸石山(793m・イワタケイシヤマ)に惣岳山(756m・ソウガクサン)の3つのピークを指します。JR青梅線軍畑駅を起点にこの高水三山をプチ縦走、終点はJR御嶽駅となります。軍畑駅前は大勢の登山客でごった返していました。気温が次第に上昇し、前半の高水山をめざす上り、時間にして80分前後、軍畑駅からの標高差500m超はなかなかタフでした。高水山山頂からは一転緩やかな尾根歩き、うっかり標識を見落とし、岩茸石山へ向かう分岐点(写真下赤丸地点)を通り過ぎてしまい、引き返す羽目に。10分前後のロスタイムが発生、こうしたミスで体力を消耗するのは禁物です(猛省!)。ランチ休憩は、フラットなスペースがあって唯一展望の効く岩茸石山山頂で決まりです。しばらくすると、大人数の中国人グループが反対方向から山頂に到着、彼らの弾けるような笑顔に癒されました。上成木バス停から升ヶ滝経由でアプローチしたのでしょうか。

惣岳山から御嶽駅までコースタイムにして75分。途中、急な腹痛に襲われ初めての雉撃ちというアクシデントに見舞われ、後半のペースダウンは想定外でした。13時前に終点御嶽駅に到着、自販機の冷たいミネラルウォータで乾いた喉を潤しようやくリフレッシュ。その後、バス、ケーブルカーを乗り継いで御岳山・武蔵御嶽神社を参拝してきました。次回は、奥の院(写真右下は武蔵御嶽神社奥の院遥拝所です)、御前山(1405m・ゴゼンヤマ)、大岳山(1267m・オオダケサン)にチャレンジです。