実年齢をごまかせないモスキート音

去る4月16日に劇場版第24作「名探偵コナン 緋色の弾丸」が公開されたことを受けて、WOWOWが「名探偵コナン ゼロの執行人」など劇場版を第23作まで一挙放送中です。ちびっ子に絶大な人気を誇るコナンシリーズ、子供が小さかったとき、我が家もよく親子で映画館に足を運びました。

たまたま、シリーズ第18作目にあたる『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(2014年)を視聴していたら、妻が作中に発せられるモスキート音が聞こえないと言うのです。どうやら、初めて観た時は聞こえたようです。蚊のはばたきに譬えられるように、モスキート音とは18000Hzという大抵の人間が聞きとれない極めて高い周波数の音のことです。映画で発せられる音はそこまで高くないので、自分ははっきり聞き取れました。

しかし、妻に対して優越感に浸れた時間はわずかでした。長男を交え3人で、リオネット補聴器のHP上で公開されているモスキート音測定ツールを試してみると、長男と我々夫婦の間には聞き取れる音域に大きな隔たりがあって、妻と私は五十歩百歩だったのです。

加齢に伴い聞き取れる周波数の上限はゆっくりと確実に低下していくようです。身体能力の低下はある程度トレーニングで補えても、聴力や視力の低下はどうにもなりません。リオネットのサイトのリンクを貼りつけておきますので、興味のある方は試してみるといいでしょう。

www.sainokuni-rionet.jp