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ワクチン接種は本当に安心・安全なのか?~mRNAワクチン VS 従来型ワクチン~

2月中旬から日本でも医療従事者を対象に、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、4月以降一般の人に対象を拡大するようなスケジュールが打ち出されています。G7カントリーにおいて、日本のワクチン接種は最も遅いスタートになります。日本の累積感染数数はG7で突出して低く、先行国から副反応(ワクチン接種に限定して使用される)に関する最新情報や接種態勢に関する情報も得られるので、寧ろ接種が遅くなったことは歓迎すべき事柄なのです。インフルエンザワクチンでおなじみの皮下注射(海外は筋肉注射)ではなく、免疫がつきやすい筋肉注射で行われる可能性が高いようです。

接種開始時期が目前に迫ってきたので、ワクチン接種が本当に安全・安心なのか、現時点で入手できる情報を基に検討してみることにします。新型コロナウイルスの感染拡大し始めた頃、メディアはワクチン開発に7~8年を要する悲観論を盛んに報じていました。ところが、わずか1年足らずでワクチン開発は成功し、しかも90%以上の高い有効性を示したというではありませんか。この成果、素直に受け入れていいものでしょうか。

調べてみると、従来型ワクチンの多くが弱毒化(又は不活性化)した抗原となるタンパク質やウイルス粒子を接種することで免疫反応を促すのに対して、新型コロナの切り札ワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)を投与して、体内で病原体タンパクを作らせます。朝日新聞によれば、2005年以降次々と論文を発表しワクチン開発に繋げたのは、米ペンシルバニア大学のチームだそうです。米製薬大手ファイザーや米モデルナのワクチンは、この「mRNAワクチン」に当たります。日本政府は、米ファイザー社と21/6末までに6000万人分のワクチン供給を受ける基本合意を交わしています。同社の厚労省への承認申請は昨年12月18日になされています。米モデルナ社とは6000万人分の供給を受ける契約を締結しています。

一方、英アストラゼネカが開発した「ウイルスベクターワクチン」は、弱毒化したチンパンジー由来の風邪のアデノウイルス(人間の体内では病気を起こさないウイルス)に、新型コロナウイルスの表面にある突起状のタンパク質(スパイクタンパク質)の遺伝物質を含ませたワクチンです。日本政府は英アストラゼネカ社と6000万人分の供給を受ける契約を締結しています。同社は、2月5日に特例承認を求め厚労省に対して承認申請を行っています。

これから接種を受けることになる「mRNAワクチン」は、従来型とは全く異なるワクチンであって、しかも初めて人体に使用されるのだということを先ず認識してかからねばなりません。「ウイルスベクターワクチン」にしても、一部感染症エボラ出血熱)で使用実績があるだけです。

横浜市立大学奥田研爾名誉教授は、次のように述べています。

<「mRNAワクチン」は、人工合成したウイルスの遺伝子を使うため、病原体を使うワクチンとはその点で人体への有害性はほとんどないと考えられています。それと今回は、米国やブラジルなどで感染者が多発したため、治験者の感染予防率、重症化率などの統計が短時間でまとめられた。緊急事態下ですから、承認スピードも速かったといえますが、安全性を軽視したわけではありません>

俄かに信じ難い根拠なきワクチン擁護論です。世界的感染拡大を食い止めるため、先進各国政府が前のめりになって有効性の高いワクチン開発を急いだことは間違いありません。ウイルスを使わないため開発・製造に要する時間を劇的に短縮できた一方で、実績皆無で安全性の検証がこれからだという「mRNAワクチン」は、現時点ではどうみても未知数のワクチンだと云わざるを得ません。また、「ウイルスベクターワクチン」は「mRNAワクチン」とは異なったワクチンです。接種するのであれば、どちらがベターなのでしょうか。もし接種を受けるのであれば、国産ワクチンが開発されてからでも遅くはないような気もします。いずれにせよ、目下、ワクチン接種の安全性に大いに疑義ありと申し上げておきます。