STARBUCKS RESERVE BARで極上の珈琲を味わう~「ゲイシャ」篇~

一昨日、観測史上最速の春一番が吹いて、この週末は3月並みのポカポカ陽気になりそうです。土曜日の今日は、観劇まで少し時間があったので、GINZA SIXの6Fにある蔦屋書店内STARBUCKS RESERVE BARを訪れました。コロナ禍でさえスタバはどこも大繁盛で、待ち時間なしで席を確保することは殆ど不可能です。スマホタブレット端末が普及して、ワンドリンクで退屈せずに長時間ステイできるからでしょうか。結果、最近はスタバをスルーしてしまうことが多いような気がします。

その点、STARBUCKS RESERVE BARは、高品質で希少なコーヒー豆を使ったスペシャルティコーヒーを提供する特別な空間で、コーヒー豆と抽出方法を選択することができます。頗る敷居の高い存在なのです。都内では、蔦屋書店内店舗も含めSTARBUCKS RESERVE BARはわずか3ヶ所しかありません。2年前、スタバは中目黒に世界に5店舗しかないリザーブ・ロースタリーという新施設をオープンしています。通常価格帯のスタバから高品質を追求する高級価格帯まで、幅広い顧客ニーズに応えようとスタバは日々進化しているのです。スタバ関係者には失礼かも知れませんが、分かり易く説明すれば、ドトールエクセルシオールのような関係でしょうか。

STARBUCKS RESERVE BARは、スタバと比較すると、さほど混雑していない上に座席配置がゆったりめなので、総じて高価格帯の料金に見合ったサービスを享受できます。今回は希少種として名高い「ゲイシャ」種(ボリビア産)をサイフォン仕立てで注文しました。サイズはトールで税込価格は1430円でした。「ゲイシャ」はパナマ産やコスタリカ産が有名ですが、STARBUCKS RESERVE BARはボリビアブエナビスタ農園で生産された豆を使っています。詳しくは、コーヒーの添えられたカード(写真右)に記載されています。ほどよい酸味で軽やかな味わいが「ゲイシャ」の特徴で、豊かな果実味が鼻腔で感じられ長めの余韻を愉しむことができます。トールサイズだと小さなコーヒーカップの2杯弱はあるのではないでしょうか。ただ、時間が経つにつれ冷めてくるので、サイホンの儘提供して欲しいところです。

カウンターでバリスタと会話を愉しむこともできるようです。次回はフレンチプレスを試してみようと思っています。