マイブームは<こだわり酒場のレモンサワー>(サントリー製品)

缶チューハイが注目されるようになって20年近く経つことに気がつきました。キリンの「氷結」(2001年)を皮切りに、サントリーが開発した「-196℃製法」(2011年特許)に基づく「-196℃ストロングゼロ」(2009年)は、女優の天海祐希さんと俳優の沢村一樹さん(+寺島進さん)が登場するインパクトのあるTVCMで話題になりました。家飲み志向の流れを牽引したのは、間違いなく、飲料メーカー各社がこぞって投入した缶チューハイなのです。

このブームに背を向けてきたのは、自分がワイン党だからです。夏場は冷凍室でキンキンに冷やしたモルツ(瓶入りハートランドが好みです)やスパークリングワインを飲みますが、缶チューハイに手を出すことはありませんでした。

ところが、緊急事態宣言が解除され近所の鳥貴族へ出掛け、1杯目の生ビールに続けて注文した<こだわり酒場のレモンサワー>の美味さに吃驚。糖質制限中のため2杯目の生ビールを渋々諦めたのが、怪我の功名でした。早速、オーケーストアで500ml缶(127円+税)を購入し、自宅でじっくり味わってみることに。香りはたつものの、酸味と甘さを抑えたスッキリした風味がどんな料理にも合いそうです。美味さの秘訣は、レモンを丸ごと漬け込んだ浸漬酒にありそうです。スピリッツと焼酎を組み合わせていながら、焼酎独特の風味を封じ込めている点が気に入っています。

サントリーの商品開発担当者が200軒もの飲食店を訪ね、たどりついた黄金比率が「こだわり酒場のレモンサワー」の爆発的ヒットの原動力なのだとか。

アルコール度は7%、350ml缶で十分酔い痴れます。調子に乗って、新発売(2020/3/17)のアルコール度9%の<キリッと男前>を試飲したところ、レモンの旨味がさらに凝縮されて満足度はさらに向上しています。長男が去年六本木ヒルズのイベントで調達してきた非売品の専用タンブラーに注いで氷を加えると申し分ありません。