昨日のオークスは、一番人気のデアリングタクトが桜花賞に続き3歳牝馬の頂上決戦を制しました。桜花賞&オークス制覇は、2018年のアーモンドアイ以来、2年ぶり15頭目、無敗での2冠制覇は1957年のミスオンワード以来、63年ぶり2頭目の快挙なのだそうです。我が戦績はというと、ワイド4-16(5番人気)と2着(6番人気)・3着(13番人気)の複勝を的中させて、このところの厄難払いが出来たと溜飲を下げているところです。
2月29日以降、中央競馬は新型コロナウイルス感染拡大防止策として無観客で開催中です。1番人気に推された馬の勝率が過去10年で最も高くなっていることが注目されています。皐月賞→天皇賞(春)→ヴィクトリアマイル→オークスとGIも本命が制しています。
JRAが無観客で実施した2月29日から5月3日までの全696競走のうち、1番人気は244勝し、勝率はなんと35.1%。今年1月から2月23日までの勝率31.3%に比べ4ポイント近くも上昇しています。年単位でも過去10年で最高の2017年(33.5%)を上回ったのだそうです。3着以内に入る割合も67.4%と、過去10年で最も高いそうです。読売新聞に掲載されたデータを添付しておきます。
オークス終了時点では1番人気の勝率はさらに上昇しているに違いありません。ファンの声援に反応し興奮しやすい競争馬にとって、静かな環境はむしろ好都合なのでしょう。無観客になったことで波乱要素が排除され、本来のパフォーマンスが発揮されやすい環境が整ったと言えます。