懼るべし「ペットボトル症候群」!〜2020年は「呪われた年」〜

2020年東京オリンピックは1年延期されたものの、アスリートの皆さんには気の毒ですが、来年の開催は九分九厘無理な気がします。プライベートでも、2020年は「呪われた年」になりそうです。

巣篭もりライフが長期化し、スポーツジムや日帰り温泉に通えないストレスから、フィジカルとメンタルに相当な負荷がかかってきました。

そもそもの発端は、2月14日に右手首を5針縫う怪我をしたことでした。まだ新型コロナウイルス蔓延前の出来事です。半月後の3月2日に前触れもなく急性腰痛を発症、回復に延べ1週間かかりました。発症直後はしゃがんで靴下を履くこともままならず閉口しました。一度だけ近所で評判の整骨院で診てもらいましたが、効果なく、自然治癒した格好です。

4月下旬、今度は舌に違和感を覚えるようになり、やがて喉が乾いて頻繁に水分補給する日が続くようになりました。ガムを噛んで誤魔化していましたが、4/19に全血献血したときの血液検査の結果が届き吃驚。普段から高めのGA(グリコアルブミン)値が前回の献血時の1.7倍に跳ね上がっていたのです。

かなりヤバい状態だと自覚し、重い腰を上げて近所の内科・糖尿病クリニックを受診。案の定、血糖値を測定してもらったら、言うも憚られるとんでもない数値になっていました。担当医曰く、原因は①悪性腫瘍、②1型激症糖尿病、③スポーツドリンクのいずれかだと。

振り返ると、この1ヶ月、糖質過多の間食をしたり清涼飲料水を多飲したりと不摂生な食生活が続いていました。思い当たるのは明らかに③のスポーツドリンク&清涼飲料水です。俗にペットボトル症候群と称される疾患です。コカコーラ社のHP(Q&A)でも言及されています。ちなみに、成人男性が摂取すべき糖質は300グラム前後。コカコーラ500mlを飲むとそれだけで57gの糖質を摂取したことになります。カロリーにして230kcalになります。カロリーを気にするよりも糖質を気にすべきだったのです。コロナ前はカロリー0・糖質0の清涼飲料水を飲んでいたのですが、タガを緩めたツケが回ってきたようです。それから、果物に含まれる果糖も大敵でした。

受診後、巣篭もりライフの食生活を猛省。このはらぺこあおむしライフを返上し、今はベジファーストを心掛けています。当分の間、血糖値を測定し一喜一憂する禁欲生活が続きそうです。