生活圏内にオーケーストアが開店したのは5年前の2015年。米ウォルマートの価格戦略を取り入れたEDLP(Everyday Low Price)で有名なスーパーマーケットで、外資系かと思いきや、横浜に本社のあるれっきとした日本企業なのです。非公開企業なので業績や株主構成など詳細は不明ですが、wikiに三菱商事が大株主とありますから、信頼に足るスーパーなのでしょう。
昨日の夕方、食料品の買い出しに家内のお供でオーケーストアに出かけました。新型コロナ禍の影響でしょうか、一部の棚は欠品でスカスカでした。家内曰く、生鮮食料品はイマイチながら、ビールや清涼飲料水は圧倒的に安いのだそうです。陳列棚はまるで倉庫のようで、無機的な印象です。
ワインコーナーにはよく見かけるポップがなく、買いたい商品が決まっていないと戸惑うかも知れません。ところが、コスパ抜群のワインが見つかりました。家飲みにはうってつけのなので、以下、ご紹介しておきます。
◎エストラテゴ・レアル・ティント NV (スペイン・リオハ産)
『神の雫』34巻で「家飲みワイン3本セット」として紹介されたテンプラニーリョ種の赤ワイン。繊細かつ華やか、酸味は抑制気味で飲みやすい点を評価します。ロバート・パーカーJr.が箱買いを勧めたという逸品。価格は778円＋消費税。スクリューキャップなので、ワインセラーがなくても冷蔵庫で気軽に保管できます。
◎クレマン・ド・ロワール NV (デュック・ド・ヴェルジニー)
仏ロワール県ソミュールで造られるクレマンです。アタックが強く、果実味は豊潤です。クレマンはシャンパーニュ同様、瓶内二次発酵で造られ、最低9ヶ月の熟成後出荷されます。シャルドネ、シュナン・ブラン、カベルネフランのセパージュだそうです。価格は980円＋税。夏に向かって、家庭の在庫は切らしたくありません。
