歌舞伎座ヘ持参すべき最強のお弁当は!?~マイベスト弁当を発表します!~

歌舞伎座新橋演舞場で観劇をするとき、外でお弁当を買って持参することにしています。歌舞伎座であれば、3階に「お食事処花籠」や「東京吉兆」、2階には「鳳(おおとり)」という具合に幕間に利用できるレストランが併設されていますから、お弁当を持参しなくても事足ります。ただ、団体客の予約が入っていたりして、早めに予約しておかないと当日必ず利用できるという保証はありません。

その点、お弁当持参であれば、幕間に着席したまますぐに食べられますし手間いらずです。では、そのお弁当を何処で調達すべきか、選択肢を羅列してみることにします。

1)コンビニ~歌舞伎座周辺にはファミマが多数ありますし、歌舞伎座地下にはセブンイレブンがあります。

2)お弁当処~歌舞伎座地下2階には「やぐら」が、晴海通りを挟んで木挽町「辨松」があります。常連さんに人気の両店です。

3) 銀座三越地下2階食料品売り場~「とんかつまい泉」・「崎陽軒

昨年までは、2)の「やぐら」を利用することが多かったのですが、夜の部の場合、売切れが目立つ上、お目当てのお弁当の取扱いがなくなったので、最近はデパ地下を物色することにしています。その結果、マイベスト弁当に選ばれたのは次の2つの横綱弁当です。

東の横綱:「とんかつまい泉」の「玉手箱」(697円・税込)~ヒレカツサンド3切+いなり寿司

西の横綱:「崎陽軒」の定番「シウマイ弁当」(860円・税込)~昔から変わらない俵型ご飯にしうまい5個*

*「シウマイ弁当」(しゅうまいではない!)の食べ方には様々な流儀があるようで、多数派は最初に筍に手をつけるのだそうです。崎陽軒野並社長は小梅を真ん中からずらし、塩気が染み込んだご飯から頂くそうです。

もちろん、これはあくまで個人的好みに過ぎません。お惣菜系、中華、サンドイッチなど、歌舞伎座付近で調達するよりも、デパ地下の方が選択肢が多いのは事実です。しかも、価格が存外お手頃です。銀座三越のほかに松屋もありますので、歌舞伎座周辺に目を向けて、幕間ライフをより充実させてはいかがでしょうか。開演前に歌舞伎座3Fでめでたい焼を買って食べるのも、愉しいものです。そうそう、デパ地下を利用するようになってから、歌舞伎座三越のショッピングバックを持ったご婦人方が多いのに気づかされました。常連ご婦人方はとっくに気づいていたのですね。