ロングセラーと惜しまれながら消えてゆく明治フルーツ牛乳

平成の御世もあと二ヶ月足らず。先週、「明治フルーツ」牛乳が4月1日に販売終了になるというニュースを聞いて少なからずショックを受けています。月に何度か通う贔屓の日帰り温泉にも明治の自動販売機(meiji健康ステーション)があって、180mlガラス瓶入り「明治フルーツ」は自分のなかでは断トツNo1の商品です。もう飲めないとなると、湯上りの楽しみのひとつが喪われてしまいます。「明治コーヒー」は続けるのだそうですが、圧倒的に軍配は「明治フルーツ」に上がります。「明治コーヒー」を販売終了にしてくれた方がダメージは遥かに軽微でした。新聞記事で知ったわけですが、リンゴ、バレンシアオレンジ、パイナップル、洋ナシ、バナナ、レモンと6種類の果実と乳製品で構成されているとは初耳でした。他社製品にはない爽やかな風味はこの絶妙なブレンドの賜物だったわけです。紙パックは一部で継続販売されるようですが、まろやかな風味に切り換えられるとか。風呂上がりには紙パックより瓶入りが断然お似合いです。

f:id:uribo0606:20190319123003j:plain

奇をてらった新商品より、長く愛されてきた定番商品が好きでついつい手を伸ばしてしまいます。NHK連続テレビ小説まんぷく」のモデル日清食品創業者の安藤百福さんが開発したチキンラーメンは、「明治フルーツ」と同じ1958年に発売されましたが、テレビ放映の影響もあって2018年の売り上げは過去最高を記録したそうです。生卵入りのチキンラーメンは小腹が空いたときには絶対に手放せません。チキンラーメンは常備しておくべき必須アイテムです。日本初の乳酸菌飲料「カルピス」も今年7月7日に発売100周年迎えます。2012年から会社はアサヒグループホールディングスの傘下に入っていますが、「カルピス」ブランドは健在です。ジムトレの後は、カロリー0の機能性表示食品「カラダカルピス」を愛飲しています。「明治フルーツ」もいつか復活してくれることを願っています。

f:id:uribo0606:20190319123018p:plain