護王神社の夏越大祓

6月29日の昨日、史上最速の梅雨明けが宣言されました。わずか22日間の梅雨だったことになります。そして、今年の折返しとなる今日は、日差しが眩しい真夏のようなお天気に。不思議なもので、リズムが多少狂うことはあっても季節の移ろいは、日本人の生活感覚に寄り添ってくれます。


一年の折返しに行われる神事が夏越大祓です。去年の暮れ、京都の護王神社を参拝したとき、住所氏名を届けておいたところ、今月初旬に夏越大祓のご案内が届きました(参拝時に、亥年生まれだと申し出ると小さな絵馬が授与されます)。早速、同封の「人形(ひとがた)」に家族4人の名前と年齢を書いて、「人形」の全身を撫で(悪いところはその箇所も)、息を三回吹きかけて、神社宛の封筒で返送しました。大祓料は志を郵便振替で納めます。

今日、護王神社で15時から夏越大祓の神事が執り行われます。大祓は、私たちが日々無意識のうちに身にまとう罪や穢れを祓い浄めてくれる有り難い神事なのです。

亥年生まれの自分にはまさに守護神の護王神社。生まれ年の昭和34年に現在の護王亥子会の前身亥子会が結成されていることもあって、深いご縁を感じます。狛犬の代わりに和気清麻呂公を護ったとされる亥を祀る護王神社、京都を訪れたときは参拝を欠かさないようにしています。