第38回ジャパンカップ指定席当選!@東京競馬場

天皇賞(秋)に続いて、再び東京競馬場にやって来ました。息子が応募して、初めてハガキ抽選にペア当選したからです。6階A指定席、しかも最前列という奇跡としか思えない座席が充てがわれました。眼下右手にはゴールが臨めます。当選確率は10倍超えではないでしょうか。

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初当選なので当日の指定席までの入場プロセスを整理しておきます。競馬開催時は、入場料200円が掛かります。入場したら、当日のRacing Programを受け取ることを失念なきように。双眼鏡は持参マストアイテムです。

1)当選ハガキを持参してフジビュースタンド3階指定席発売所へ向かいます。引換場所はハガキに柱番号とともに記載されています。受付締切は11:00、これを過ぎると当選無効になるので要注意です。フジビュースタンド(2007年4月21日開場)は全長約380m、高さは52mもあります。フロアの水平垂直移動には結構時間がかかりますので、1時間前には入場して受付を済ませるといいでしょう。
2)顔写真付き身分証明書(免許証等)を提示して、代金ひとり2000円の支払いと引き換えに小さい紙のタグを受け取ります。以降の指定席入退場は、手の甲に押された蛍光スタンプで本人確認がなされます。
3j指定席のあるフロアまではエスカレーターの利用が便宜です。
4)着席すると、テーブル中央に設置された小型モニターで各レースの様子などをリアルタイムでチエックできます。テーブル下にはAC電源が2つありますので、スマホタブレットPCの充電が可能です。

指定席の利点は何と言っても抜群の眺望。芝の向こうに中央高速、その先には稲城市の丘陵が拡がります、荒井由実の中央フリーウェイの世界そのものです。ジャパンカップの場合、ハガキ抽選による指定席(5階及び6階)総数は1910席、東京競馬場の定員83776人の僅か2.3%に過ぎません。有象無象が入場できないため、各フロアの馬券売り場や休憩スペースには人影が少なくゆったりとした印象です。混雑とは無縁の世界、空間を共有する競馬ファンひとりひとりが上品で優雅にさえ感じられます。その優越感は味わった者にしか分からないでしょう。

陸上自衛隊中央音楽隊の演奏も座ってじっくり聴くことができます。第38回ジャパンカップは15:40発走、勝馬投票券の行方がどうなろうとも、今日は最高の一日になりそうです。

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(終わってみれば)外国人初となる2017年度のJRA全国リーディングジョッキークリストフ・ルメール騎手騎乗の本命3歳牝馬アーモンドアイが、2:20:06のコースレコードで見事なG1・4連勝!を飾りました。今、歴史的瞬間に指定席で立ち会えた幸せを噛み締めているところです。最高のレースでした。表彰式には河野外務大臣もご列席、西を見遣ると、富士山に夕陽が重なり、表彰台は夕映えでひときわ輝いて見えました。

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