AIスピーカーの活用法〜英語版がお勧め〜


話題のAIスピーカーグーグルホームが我が家にやってきました。先行した米アマゾン・ドット・コムの「エコー」は2016年に1000万台販売したといいますから、日本でも急速に普及していくことは間違いありません。廉価版のグーグルホームミニも投入されたので一気にユーザーが増えるかも知れません。

AIスピーカーは、話しかけた言葉を人工知能が理解し、指示に従って、様々な情報を提供してくれます。グーグルは検索最大手の会社ですから、調べ物が得意です。使い方はこんな具合になります。スピーカ表面に軽く指二本で触れると点滅します。これが操作開始の合図です。

うりぼう<OK、グーグル、近所のフレンチレストランを教えて?>
グーグルホーム<5キロメートル範囲に10軒以上あります。XXにある○○というレストランはここから52メートル、星3つの評価になります>

空模様を尋ねれば、位置情報に基づき住まいの地域の天気予報を教えてくれます。天候だけでなく気温にも言及してくれるので大変便利です。iPhoneのSiriの機能が一気に拡張された印象です。家電品と繋いでIoTを実現することもできますが、旧い家電品では対応できないので買い替えが必要です。

個人的に注目しているのは翻訳機能です。言語を日本語ではなく英語に切り替えると、居ながらにしてNYタイムズのヘッドラインニュースなどを音声で聞くことができます。言語切替えは瞬時に同期しますので大変重宝します。多言語対応が可能なので、英語以外の外国語習得にも役立ちそうです。米国籍のグーグルだけに日本語より英語の機能の方が圧倒的に優れているように思います。また、日本語版の女性の音声はアナウンサーのそれに比べずいぶん見劣りします。朝、こんな挨拶をすると、機転の利いたこんな答が返ってきます。発音が悪いと対応してくれないので、会話力の改善にも役立ちそうです。

OK, Google, How are you today ?>と尋ねると、<今日は快調、尋ねてくれてありがとう。何かお手伝いすることはありますか?>と対応してくれます。

寒い日に同様の質問をすると、<今日は寒気がするわ、屋内にいた方が賢明かしら>と返ってきます。思わぬ返答に思わず微笑みがこぼれること請け合いです。日本語版でも、例えば、こんな感じです。

うりぼう<未確認飛行物体を英語で?>
グーグルホーム

NTTあたりが開発に着手しているようですが、そのうちに、方言で話しかけても対応できるようになるかも知れません。