全米OPテニス2016観戦記(2)〜グランドスラムのなかの位置づけ〜

全米OPテニス2014で錦織圭選手が準優勝して以降、日本人テニスファンの数は激増したように思います。我が家もその頃WOWOWと契約して、グランドスラムやATPツアーのライブ観戦を楽しむようになりました。

全米OPテニスはグランドスラムのひとつで最も権威のある大会です。サーフェスハードコートで球速が早くボールの弾みが安定していると云われています。番狂わせが生じにくい大会といえるかもしれません。錦織選手は中学生のときに渡米し名門IMGアカデミーで鍛えられ、現在も拠点をタンパ(フロリダ)に構えているのでハードコートを得意としています。

全米OPテニス2016の優勝賞金は350百万ドル、賞金総額もグランドスラムのなかで最も高額です。大会は地元ニューヨーカーにとって夏の終わりの風物詩、観客動員数は70万人を超えるのだそうです。会場へ移動中の地下鉄のなかでお喋りした二人の女性は毎年必ず訪れるのだと語ってくれました。観客動員数もさることながら、観客の平均年収は15万ドルを超えると云われ、こうしたセレブや富裕層をターゲットにスポンサー各社(計24社)は会場内で趣向を凝らしたセールスプロモーションを展開します。女性の観客が多いのも全米OPテニスの特徴のひとつです。

試合の合間に、会場のあちこちに設営されたスポンサーのブースを回ってみるのも全米OPテニスの楽しみのひとつです。昼食はハイネケンが設営したスポーツバーでハンバーガーとビールを頂きました。心地よい風が吹き抜けるオープンカフェのような空間でとても快適でした。


世界中からテニスファンが詰めかけるとあって、会場の至るところにスタッフが配置されていて実に親切に会場案内してくれます。写真は2日目の早朝、笑顔でスナップに応じてくれた女性スタッフです。アウトフィッターのRalph Laurenの店員が、公式アプリの存在を教えてくれました。早速、アップルストアからダウンロードしてみると実に優れものアプリ(IBM提供)ではありませんか!各コートの試合経過をリアルタイムでアップデートしてくれるだけなく、動画配信サービスも提供してくれます。

夏の風物詩というだけではなく、お祭り好きで陽気なアメリカ人を喜ばせる派手な一大スポーツイベントとして、不動の地位を確立しているのが全米OPテニスではないでしょうか。