ポケモンGOの開発担当は米ナイアンテック社

子供たちが夏休みに入るタイミングでついにポケモンGOが日本上陸を果たしました。まずはAndroid向けに配信が始まったようですが、iOSもまもなくでしょう。

世界を巻き込んだポケモンGOの開発担当は、2011年にグーグルの社内ベンチャーとして設立されたナイアンテック社、社長は「グーグルマップ」や「グーグルアース」など地図部門の責任者や副社長を務めたジョン・ハンケ氏です。ポケモンGOに先立って世界200か国に配信された位置情報ゲーム「イングレス」のダウンロード数は1400万件、ポケモンGOがこれを凌ぐのは時間の問題でしょう。

アプリをダウンロードするだけでゲームを開始できるスマホゲームに初参入した任天堂が、1作目でメガヒットを収めるとはさすがです。そして、背後で開発を手掛けたナイアンテック社の技術力と発想力にはただただ脱帽です。ポケモンGOは現実世界とつながって遊ぶリアルゲームなので、従来のスマホゲームとはまったく異なる存在です。

歩きスマホなど弊害が盛んに指摘されていますが、スマホの新たな楽しみ方を提案したナイアンテック社の偉業を貶めるのは筋違いです。すでにポケモンGOにはPokémon GO Plusというスマホバイスが開発され、スマホ画面に集中していなくてもポケモンをゲットできるようです。

これから始まるポケモンGO狂騒曲、成り行きが楽しみです。