日本からマサイマラ国立保護区(National Reserve)までの道程

先週1週間、ケニア&ドバイでサファリを楽しんできました。サファリとはスワヒリ語で旅のこと、東アフリカの大地ではランクルに乗ってゲームドライブ、後半はドバイでデザートサファリ(砂漠を四輪駆動車で駆け巡りました)という次第です。

一度、アフリカの大地で野生の動物たちを見てみたいという念願がやっと叶いました。と云っても、極東の日本からアフリカ大陸への道程は想像以上の長旅でした。本題のサファリの様子をレポートする前にアフリカ大陸へのアプローチをご案内しておきます。


目指すマサイマラ国立保護区は、東アフリカのケニアの西南に位置し大阪府に匹敵する面積を有する広大な草原地帯なのです。日本からケニアへの直行便はありません。従って、中東諸国でいったん乗り換えをしてケニアに向かうことになります。自分はエミレーツ航空でドバイ経由ナイロビへ入りましたが、カタール航空であればドーハ、UAEエティハド航空アブダビでトランジットすることになります。

往路、成田〜ドバイは約11.5時間、早朝5時頃空港には到着しますが、ナイロビへの乗継便は10:30と待ち時間が超長いのには閉口しました。疲れた身体を癒すべく、空港内にあるドバイインターナショナルホテルで3時間ほどツインを借りてシャワーを浴びることに。15000円ほど支払うことになりましたが、こうした空港内SPAホテルは存外重宝します。

ドバイからケニアの首都ナイロビまで約4.5時間。地図上の直線距離で測るともう少し早く到着しそうな気がしますが、結構時間が掛かります。日本を出発してから正味16時間のフライト+トランジット6時間ですから、丸一日かけてようやく赤道直下のナイロビにたどり着いたことになります。

おまけに夕方のナイロビ市街は車の大渋滞、ナイロビのホテルまで1時間余りかかってしまいました。覚悟はしていたものの、飛行機のなかでもあまり睡眠をとれなかったため、移動日の初日はさすがに疲労困憊でした。