JR・SUICA定期券を使って都心に通勤する息子が、無印良品で買い物をするために最寄り駅のエキナカに向かいました。SUICA定期券を使えば、入場料を支払わずに駅に入場し、買い物を済ませて出場できると思い込んでいたからです。かく言う自分も息子と同じ見解…
登山を始めたばかりのSさんを伴って新緑の「大山詣り」に出掛けました。都民にとって手軽な登山と言えば高尾山ですが、神奈川県伊勢原市にある大山(1252m)も高尾山に比肩する人気の山なのです。高尾山(3つ星)には及びませんが、大山阿夫利神社からの眺…
先週末、本格的な登山シーズン到来前にトレーニング登山を重ねておこうと、奥多摩十座のひとつ、鷹ノ巣山(1736.6m)・日帰り登山を敢行しました。ホリデー快速おくたま1号でJR奥多摩駅まで移動、バスを乗り継ぎ、奥多摩湖から<水根沢林道>経由、山頂をめ…
キリスト教徒にとってクリスマスより大切な日、それは聖金曜日から始まる3日間です。2022年の聖金曜日は4月16日(月齢で毎年変動します)。イエス・キリストが十字架に架けられたとされる聖金曜日は、米国をはじめヨーロッパの多くの国で祝日になっています…
新緑の季節を迎えると、近所の玉川上水の土手は色とりどりの花で彩られます。なかでも、そこかしこで群生しているのが球根植物のハナニラ(ネギ亜科ハナニラ属)です。葉にニラやネギのような香りがするのでこの名があるそうです。接写した写真のように星形…
日経夕刊(2022-4-5付)に、今年の中学入試で出題された時事問題が紹介されていました。新型コロナウイルスや地球環境問題は極めて身近な問題なので、小学生でも容易に正答を導けるように思いました。一方、これはかなり手強いぞと感じたのは外国人との共生を…
先週、トーハクを訪れた帰り道、清水観音堂前(地図の赤三角の印)の「月の松」にソメイヨシノを加えた構図の写真を撮りました。博物館や美術館が密集する上野恩賜公園には数え切れないくらい足を運んできましたが、大混雑するお花見シーズンを無意識のうち…
少々値の張るワインはワインセラーに寝かせて特別な日に抜栓することにしています。といっても、特別な日がそうそうあるわけもなし。衝動買いした高級ワインはとうとう家庭用ワインセラーのスペースを占拠し尽し、溢れたワインが寝室の片隅に置かれた段ボー…
春恒例のサントリーホール1日開放イベント「オープンハウス」(有観客)が3年ぶりに開催されました。去年はオンラインイベント「デジタルオープンハウス」でしたので、多くのクラシックファンがこの日を待ちわびていたことでしょう。小ホールではお子様向け…
上野恩賜公園の一角に写真のような見栄えしない建物があります。これが日本芸術院です。2019年に「日本藝術院創設百周年記念展」が開催されたとき、一度だけ、入場したことがあります。恩賜賞受賞作品を含む珠玉の作品を公開とポスターにありましたが、残念…
4月1日の昨日はまさに花冷え。本を返却するため図書館に向かう道中、外気温は7℃前後と震えあがるような寒さでした。新年度入りしたものの、3年目に入ったコロナ禍に終息の気配微塵もなく、ロシア軍のウクライナ侵攻は依然続いています。この1ヵ月で対ドル…
トーハクで特別展「空也上人と六波羅蜜寺」が開催中です(会期:3/1~5/8)。京都・六波羅蜜寺所蔵の「空也上人立像」(重文)が東京にやって来るのは半世紀ぶりだそうです。作者は運慶の四男・康勝です。過去数度、六波羅蜜寺を拝観したことがありますが、…
真牡蠣の旬は、身がふっくらと膨らむ3月から4月中頃までと言われています。流通革命と冷凍冷蔵技術の進歩のお蔭で、家庭でも鮮度が命の真牡蠣を食べられるようになりました。毎年、三重ブランドに認定されている「的矢かき」を取り寄せることにしています。…
NHKの『ドキュメント72時間』という番組をときどき視聴します。昨年1年を通じて印象に残っているのは、京都・錦市場に隣接した小さなコーヒースタンド「びーんず亭」を紹介した6月25日の放送です。店頭では店主こだわりのコーヒー豆が販売され、1杯200~300…
クルマの希望ナンバー制度が全国で導入されたのは1999年5月。この制度を利用して初めてゲットしたナンバーは「2000」でした。千年紀(ミレニアル)ブームが澎湃として沸き起こり、当時は大人気のナンバーだった記憶があります。昨年、SUVに乗り換えたとき登…
3月の三連休最終日(春分の日)、前週の御前山登山に続きふたたび奥多摩へ。ホリデー快速おくたま1号に乗車してJR奥多摩駅下車、8:35発の丹波行き西東京バスに乗り継いで奥多摩湖バス停で下車するところまで、まったく同じ行程でした。お天気まで前週と似た…
旧ソ連には設計者の名を冠した銃器が数多くあります。「シモノフ」は対戦車用に開発された半自動ライフル、「トカレフ」略してTT-33は、第二次大戦中、ソ連軍制式拳銃に採用された銃器です。「トカレフ」は、密輸入され暴力団が発砲事件を起こしたりするので…
首都圏理系の牙城のひとつ、東京工業大学(以下:東工大)が文系教養教育に力を入れていることをご存じでしょうか。東工大の高校生・受験生向けサイトを覗くと、メディア露出度No1の池上彰特命教授が文系教養科目の授業の魅力を力説しています。その昔、大学…
ロシアのウクライナ軍事侵攻を目の当たりにしながら、最強軍事大国・米国を率いるバイデン政権はウクライナへ派兵しないと公言しています。ピーク時に9万人もの兵士を派遣していた米国は、アフガニスタン撤退に20年の歳月を費やしました。ベトナム戦争以来、…
歌舞伎座に「スーパー歌舞伎」が満を持してやって来ました。1986年に三代目猿之助さんが作家・梅原猛さんとタッグを組んで始めた「スーパー歌舞伎」は、今や、古典歌舞伎の名作を凌ぐ人気演目になっています。2015年、創始者二代目猿翁(三代目猿之助)から…
最近、多少雪が残っていても人気(ひとけ)の少ない早春や晩秋の登山に嵌っています。オフシーズンならではの幾つかのメリットがあります。夏場、水場の少ない山だと最低2ℓは水を携行する必要に迫られますが、気温の低い早春なら半分で足りてしまいます。最…
初日は河津七滝ループ橋を通って国道414号線を北上、伊東市富戸(ふと)で1泊しました。天城峠にある河津ループ橋(1981年竣工)は通過するだけではなく、直下にある駐車場から見上げてみるとその威容を実感できます。駐車場の入口付近に、橋梁工学の権威者田…
先週末、伊豆半島の尖端部に近い河津町を訪れ、早咲きの河津桜を見てきました。都内から車で約3時間、沼津ICから伊豆縦貫自動車道(一部開通のみ)経由で現地入りしましたが、随所で渋滞に巻き込まれ、交通アクセスはお世辞にもいいとは言えません。そのせい…
あさま山荘事件から50年。連合赤軍メンバー5人が立て籠もった河合楽器の保養所あさま山荘(軽井沢町)に警察機動隊が強行突入し、人質になっていた管理人の妻を無事救出したのは、事件発生から219時間後の1972年2月28日夕刻でした。テレビ中継された巨大な鉄…
7~8年前でしょうか、よく通っていた酒屋さんが駅前から姿を消しました。日本酒、ワイン、洋酒、焼酎、紹興酒等々、こだわりの品揃えで常連さんを惹きつけていた記憶があります。信州・桔梗ヶ原一帯でコンコードやナイアガラといった地元特産ブドウを栽培し…
孤高の画家として知られる熊谷守一さんは、我が出身高校の偉大なる先輩のひとりです。お父上は初代岐阜市長で衆議院議員も務めた熊谷孫六郎です。昭和天皇が「これはどこの子供の絵ですか?」とお尋ねになったことは今も語り草となっているエピソードです。…
旗日の2月23日は、同級生とその連れひとりを伴って高尾山へ。この日が初登山のふたりからガイド役を仰せつかりました。景信山まで進んで往復するつもりでしたが、陽の当たらない登山道が随所でアイスバーンになっていて、ふたりだけでなく自分も何度か転倒し…
昨日、全国紙の訃報欄で『青い影』の共同作曲者ゲイリー・ブルッカー氏が亡くなったことを知りました(享年76)。記事を読んで少し狼狽えてしまいました。というのも、『青い影』(1967年)の作曲者ブルッカー氏がイングランド出身のロックバンド、プロコル…
4年前、平昌オリンピックが閉幕してまもない時期に道東を訪れたことがあります。オホーツク海に浮かぶ流氷と汽水湖群を見るのが目的の旅でした。オホーツクの玄関口は女満別空港になります。日本最大の汽水湖はサロマ湖。厳冬期だったので湖面は一面氷雪で覆…
数字を使ったイディオムは数えきれません。ジャズの好きな人なら、"Take Five”を思い浮かべるのではないでしょうか。少し休憩するという意味になりますが、デイブ・ブルーベック・カルテットのアルバム「タイムアウト」に収録された独特のリズムを刻む”Take …