2018-09-13から1日間の記事一覧

『孤高の人』加藤文太郎の生涯

最近、加藤文太郎の生涯を描いた伝記小説『孤高の人』(新田次郎著)を読み終えたところです。文庫二冊で千頁に及ぶ大著だけに、かなり読み応えがありました。兵庫県浜坂町に生まれた加藤文太郎は、大正12(1923)年ごろから山歩きを始めます。小説の冒頭、ナッ…